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炭はなぜ土に還らないのか?

どうも、小倉丈一郎です!
新潟県三条市出身、26歳
現在は奈良県宇陀市の森庄銘木産業で
樵(きこり)の仕事をしています。

新潟で林業家として独立するために
奈良へ移住して林業を学んでいます。

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なぜ炭は土に帰らないのか?

炭は土の中の微生物たちが時間をかけても
分解しづらい物質です。



炭は木を蒸し焼き(木の炭化)にして
作ります。

木を構成する成分である
セルロース、ヘミセルロース、リグニン
などの有機物を熱を加えて分解します。

これによって木の炭化といって
炭素を多く含んだ物質に変化します。


炭素というのはこれ以上分解しても
別のものに変化しないもの、
つまり元素の1つです。

地層には太古の火事跡などが
残っていることがあるらしいですが、
これも炭化によるものです。


このように最小単位である炭素は
微生物が分解しづらいので
年月が経っても残り続けます。

自然に還らない炭を捨てることは
ゴミを捨てることと同じことなので
やめた方がいいですね。

またあした!

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