オノ目による裂け防止

どうも、小倉丈一郎です！

奈良できこりやってます！

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伐倒方向やスピードをコントロール
するためには、ツルを正確に機能させる
必要があります。

ですが、ツルの効き方によっては
木が裂けてしまうことがあるため、
それを防止するための作業として
オノ目が必要です。

オノ目とは受け口からツルに対して
2~3センチくらい下へ切り込みを
入れることです。

裂ける力がかかった時に、オノ目を
入れた箇所から裂け始めることで
木の繊維が縦に裂けることを
防止します。

オノ目の入れ方は人それぞれで
木によっても変わります。

また、デメリットとしてツルの強度が
弱くなってしまう可能性があるため
伐倒方向によっては注意が必要です。

林業は素材生産業であるため
素材である幹の損傷を防ぐために
場面に応じてオノ目を入れることは
必須の作業だと思います。

今後も立木の価値を残す素材生産を
心がけていきます。

山からは以上でーす！
またあした！