タランティーノ好きの軌跡(始まり編)
最近、自粛自粛とメディアで取り上げられることも学校で注意されることも少なくなってきて「俺自粛期間(第一回目の緊急事態宣言中)何やってたかなぁ」と考えることがある。
その自粛期間で僕は映画好きが加速したのだと思う。今思えばとんでもない出会いが沢山あった。
ジョン・ウィック、メラニー・ロラン、DC映画開拓の第1歩バットマン
全部今の僕を形成しているものばかり。中でもタランティーノとの出会いは衝撃だった。
劇場公開当時から《クエンティン・タランティーノ第9回監督作品》と書かれたポスターを見て「監督した作品数が記載されるなんてどんだけすごい監督なんだ」と気になってはいたのだが、受験生だったこともありレンタルでいいやとスルーした(ちなみに受験は落ちた)。これが大きな間違いだったことに後で気づく。
受験も終わり遊びに行こうと思ったりしたのだが緊急事態宣言でどこの施設も空いてない。卒業旅行の話も当たり前のようになくなり、何もすることがない。あ、なんかDVD借りにいこうかなとTSUTAYAに赴き
借りたのは
『パピヨン』リメイク版
『ジョン・ウィック:パラベラム』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン...ハリウッド』
だったのだ。
見ると力が入らなくなるくらい苦手だった流血シーンだがこの『負のヴァイオレンス3連ちゃん』を1週間という短期間で見ることにより完全に耐性がついたという話は別の機会にしようと思う。
予習が必要とのことなのでチャールズ・マンソンによるシャロン・テート殺害事件の概要も把握し
ラスト13分、タランティーノがハリウッドの闇に
奇跡を起こす
というハードル上げすぎなキャッチコピーにビビりつつも観た。
うぉおおおおー!!こんな面白い映画があったのかァ!!!!!!
(後にパルプ・フィクションでも同じ感覚を味わう)
観た直後の興奮ももちろんすごいのだが余韻がすごい。3日経ってもまだ覚めなかった覚えがある。
この映画で完全にレオ様とブラピの虜になった。そして僕はタランティーノの過去作を漁った。
調べあげていくうちにいいニュースと悪いニュースが飛び込んできた。
悪いニュース
タランティーノが10作品で引退すると公言していること。
「ああ、ポスターに作品数が刻まれていたのはこのせいか。」
俺はもうあと1作品しか劇場で見れないことがわかりとんでもないショックを受けたのを覚えている。
どうせ高校落ちるなら劇場に観に行けば良かった…と後悔した。
そしてそれを吹き飛ばすほどの良いニュース
このワンス・アポン・ア・タイム…と同時期くらいに観ていた『グランド・イリュージョン』という映画に出演していて虜になっていたメラニー・ロランという女優とタランティーノがタッグを組んでいるではないか!!!! こんなぴったりな俺得映画が作られてたなんて!!!!!!
この奇跡的なタッグとタイミングが僕がタランティーノ沼にズブズブハマっていくきっかけにもなった。
タランティーノの魅力はまだまだあるが
この後の話はまた今度しよう。(あるかわからないが)
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