MacでESETはおすすめできないかも、という話。

はじめに

Macでウイルス対策としてESET(ESET Cyber Security)を使うのはあんまりおすすめできない、という話。
自分で対処できる人ならいいが、そうじゃない人におすすめするのはトラブルの元になりそう。

どうしてこうなった

Macを使っているからといって、アンチウイルスソフトなしで生活するのはちょっと怖いですよね。人によっては「Macはウイルスに感染しない、狙われないから大丈夫」と信じている人もいるかもですが、それは本人がどう信じているかの問題なのでそういう人はこの記事は関係ないので気にしなくても良いです。
自分は一応入れてます。反応したことはないですが。むしろ面倒なことが増えたと言って過言ではないですが。
面倒ごとさえなければ問題はないのですが。

何が問題か

MacのOSの更新のたびにちょっと何かしないとOSが更新できません。
普通に更新が来たな、とかESETが「OSのバージョンが最新ではありません!」とか警告するのでOSの更新をするのですが、必ず失敗します。更新のダウンロードでエラーが起きましたとかそんなメッセージが出て失敗します。
原因はESET Cyber Securityの保護機能です。一旦ESETの保護機能を全部オフにして更新すれば更新は成功します。
ちょっと何言ってるんだかわからない。

さらに、OSのメジャーバージョンアップの対応がめちゃくちゃ遅いです。
先日、Mac OS 15 (Sequoia) が出ましたがこの対応にもかなりの時間がかかりました。
9月に15が公開され、1ヶ月くらい経って15.1が出た頃に更新をしました。そろそろ大丈夫なんじゃないかと。
全然ダメでした。むしろネットワークが繋がらなくなってめちゃくちゃ焦りました。
ホームページを確認したら、「まだ対応していないから更新しないで。間違えて更新しちゃったらダウングレードして」と書いてあった。
ちょっと何言ってるんだかわからない。

結局ESETが対応したのは11月でした。ESETのソフト自体が全体的に最新になった感じ(ESET Cyber Security 8.2)もしますが、2ヶ月近くOSを最新に更新できず14のままセキュリティアップデートだけしておけというのはなんか残念ですね。

さて、15.2の更新でもつまづきました。対処方法を記しておきます。

  1. ESET Cyber Securityのインターフェースを起動します。アプリからESET Cyber Securityを起動すれば画面が出ます。

  2. ESET Cyber Securityのタスクバーから「設定」で「保護」の列のものを片っ端からオフにします

  3. その状態でMacの「システム設定」->「一般」->「ソフトウェアアップデート」で更新をします。

このESET Cyber Securityの保護を全部止めるのに設定画面からじゃないとダメだと気づくのに4,5回トライしなおしてようやく気がつきました。
前のバージョンだったらタスクバーのアイコンから「保護を停止」で全部止まったのに。バージョンが上がってから面倒になった。

まとめ

Macでアンチウイルスソフトは何がいいですか?という問題は悩ましい問題です。
何年か前のBlack FridayかAmazonのセールで安かったんで3年版をまとめ買いしました。その前はKasperskyだったんですが色々あるので乗り換えてみました。
普段使っている分には問題ないのですが、MacOSの更新に関係してうまくいかないことが多いです。
自分でわかって対処できる人には問題はないのですが、そうでない人にはあんまりおすすめできないという印象です。
自分の印象の問題なので、それでもいいよ、という人はそれで良いと思います。毎回嫌だな、という方は他の選択肢を選んでみても良いかと思います。

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