ジョニーウォーカー

野球を中心に思う事を書いてみたいと思います。

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最近の記事

WBCに沸く今だからこそ考えたい

ヌートバーに魅了される理由 彼の人柄やバックボーンはもちろんだが、何に魅了されているかというと彼がやはり現役メジャーリーガーだからという点は紛れもない事実。 その一つ一つのプレーがプロフェッショナルであるからこそ野球ファンは魅かれるのだ。ポランコやウォーカー(例に挙げて申し訳ない)が良い外国人と評価されるのはそれだけ日本の球団単位レベルが低いからともいえる。もしポランコやウォーカーが日本代表の基準を満たしていたとして選出されたか否かを考えればわかることだ。ヌートバーでさえ選

    •    巨人、交流戦に向けて

      1. パ・リーグ優勢 毎年言われるパ強セ弱。事実セ・リーグが勝ち越したのはこれまでたった二度だけ。優勝も巨人が二回、ヤクルトが一回のみ。 なぜこんなに差が付くのか……。 よくセの野球パの野球という表現をする方がいるが私は関係ないと思っている。唯一違うのはDHの有無だけ。 そもそもセ・リーグ用パ・リーグ用でドラフトなどしていないし、セパでトレードも行われるわけなので野球が違うなら適応などできないはずだ。 千賀はセに行っていても千賀だろうし、菅野はパに行っていても菅野なのだ。

      • 中山と秋広の打撃分析

        練習試合ではあるがこの二人の打撃内容に注目が集まる中、試合での画像を使って分析してみたいと思います。 1.中山の非凡な打撃センスまず初めに技術的なことはさておき試合の中でとても感心させられたことについて書きます。 2月15日、日ハムとの練習試合。第二打席目3-0のカウントからインコース寄り甘めの直球を見送り天を仰いだ。ここでそのことを引きずったまま次の球に対峙すると得てしてボール球に手を出し3-2にしてしまう事は多々ある。 しかし次の変化球を打ちに行きながらしっかりと見極め

        • 聖隷クリストファー高校の選考漏れに思う事

          1.曖昧な選考基準一般的に地区大会(近畿大会や東海大会など)の成績で選考されていると思われがちだが、あくまでもその結果は参考資料であって大会での成績が必ずしも選考に反映されるとは限らない。こういう建前論の選抜選考だが     各高校の県大会、地区大会での力関係が     A高校>B高校、B高校>C高校、C高校>A高校 のような現象が起こることは多々あり選考後に物議をかもす一因になっているのは紛れもない事実なのだ。 これはトーナメントで行われる限り起こり得る現象であり、例えば「

          コリジョンルールによる捕手の受難

          2016年に導入されたこのコリジョンルールは、公認野球規則6.01(i)項に規定されている。 規則の大要は本塁での衝突プレイについて ①得点しようとしている走者が、走路をブロックしていない捕手または野手に接触しようとして、または避けられたにもかかわらず最初から接触をもくろんで、走路を外れることを禁じる ②ボールを保持していない捕手が、得点しようとしている走者の走路をブロックする行為を禁じる MLBでは 捕手がボールを持っていない状態で本塁をブロックしたとしても、意図的に走路

          コリジョンルールによる捕手の受難

          9月13日中日vsヤクルト戦について

          様々な意見でネットも沸き上がりましたが、NPB側から二塁塁審の不手際について説明もあり一段落しました。 そこで今後の為にも今回の件についてもう一度考えてみたいと思います。 守備側検証⑴一塁手福田は一塁の判定がセーフというのを確認した上で京田にベースを踏めと指示しているのに京田は挟殺プレーを続けた。堂上も同様に川端のニゴロで4-3-6TO※ の併殺を試みたにもかかわらず一塁塁審の判定を見ていなかった、或いは見ているのにその後冷静な判断ができず挟殺プレーをしてしまった。この時点

          9月13日中日vsヤクルト戦について

          先発投手と中継ぎの今後の在り方

          沢村賞について先発投手と言えば完投完封の醍醐味を期待するが(私もその一人ではある) 昔と今を比べてみて今一度じっくり検討してみたいと思う。 まず先発投手としての誇り高きタイトル沢村賞。 先発完投型の投手に与えられる賞だがその選考基準など詳細は割愛する。1947年の制定後、優勝チームからどれだけの沢村賞投手が輩出されたかを見たとき、その数は半数弱といったところだ。近年の巨人に限ってみれば2017,2018と菅野が連続受賞するまで、2002年の上原以降14年間受賞者がいなかった。

          先発投手と中継ぎの今後の在り方

          ”松原聖弥”という存在

          昨年、新外人パーラを押しのけライトのポジションを手中にし、2021年はレギュラー定着に向けて飛躍の年になるはずだった松原。 しかしジャイアンツは2020年オフ、補強の手を緩めずFAで梶谷、外人野手二人を新たに獲得する。しかしこれは今に始まった事ではなくジャイアンツにとっては定例行事みたいなもので各選手も覚悟はできていただろう。 松原にとってもそれは試練の道になるところだったが、コロナの影響で外人選手の来日は遅れ開幕はスタメンに名を連ねる事ができた。もし予定通りに来日できてい

          ”松原聖弥”という存在

          首位阪神とのこれからの戦いに向けて

          交流戦が終わってひと通りのデータが出たところでこれまでの戦いと これからの戦いについて分析してみた。 昨日現在で7.0ゲーム離されているのですがチームの成績を比べてみます。 まずは打撃。 打撃成績 阪神60試合:打率.254 安打数503本、本塁打65本、得点圏.278 巨人64試合:打率.254 安打数540本、本塁打79本、得点圏.233 阪神の安打数も試合数の差4と平均安打数8を掛けて足すと535本になりほぼ変わらない数字です。ただ打撃成績で圧倒的に違う数字が得点

          首位阪神とのこれからの戦いに向けて

          ドラフト、社会人&大卒と高卒

          近年のドラフトにおいて即戦力と期待される社会人、大卒からの入団選手が新人年度で殆ど活躍できていない現状に、何かヒントはないかと少しだけ遡って調べてみました。 着目した点は大卒でドラフト指名された選手が高卒時点でプロ志望届を出していたかどうかを検証(投手中心、野手数名) 2015年ドラフト指名選手(高卒年度2011年)桜井、中川、今永、岡田、原、上原、高山(高卒時志望届提出せず)※以後未提出 青柳、多和田(志望届提出も2011年ドラフト指名漏れ)※以後指名漏れ 2016

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