威嚇したのはそっちでしょ
皆さんは8月28日に放送された、FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜を見られましたでしょうか。
少し前の話なので、今更感はあるのですが・・・
この番組の中で30年来の因縁があると言われている、ダウンタウンの松本人志さんと爆笑問題の太田光さんが久しぶりに共演されました。
前回の共演は2014年の『笑っていいとも!』(フジテレビ)「グランドフィナーレ」でしたが、あれは共演というよりは同じステージに立ったという感じで、二人が喋っているシーンというのはほとんどなかったかと思います。
それが今回はちゃんとお二人が会話をされていました。
で、見て思ったのは、松本さんって遺書とか書いてた頃に比べたら明らかに優しくはなったとは思うのですが、やっぱり未だにテレビで見てると恐いなーと思ってしまいますし、一緒に共演されてる芸人さんもどこかで恐いなーと思って接している印象を受けます。
それは恐いというか、どうしても純粋に松本さんが偉大過ぎて、尊敬しすぎてしまう部分があるんだと思います。
昔に比べたら松本さんもイジられたりもしていますが、あくまで筋肉とか子供のこととか、そんな感じの浅いイジリで、あまり踏み込んだイジラレ方というのはされてはないかなと思います。
そこへ来て今回太田さんは、
太田動きまーす
今の(漫才)何点でしょうか?
威嚇したのはそっちでしょ
(ナインティナインは)チンカスですもんね
みたいなかなり踏み込んだイジリ(というか挑発?)を松本さんに対してしてくださり、何というか一視聴者として純粋に感動しました。
ヒリヒリした感じもだし、大きな力に立ち向かっていくというのもだし、みんなが気を遣って言えないことを言ってくれたというのもだし、久しぶりにテレビを見て、ワクワクした瞬間でした。
別に松本さんのことが嫌いなわけでは決してないのですが、見ていてやはり痛快でした。
いいとものグランドフィナーレで松本さんが、
「とんねるずが来たらネットが荒れるから!」
とある種イジリというか挑発するようなことをとんねるずに言って笑いを取っていましたが、それよりも今回の方が面白かったです。
それは多分松本さんが強すぎることが原因な気がします。
松本さんは周りから尊敬され過ぎていて、強すぎるんです。
で、太田さんも決して尊敬されていないわけではないと思いますし、実際は弱いわけではないと思うのですが、太田さんは何だか弱く見えるんです。
だからこそ、太田さんが強者に向かっていく感じが面白かったというか、胸に来るものがありました。
ただ、強い側の人からしたらあまりメリットはないよなーとも思いました。
だから松本さんは今回のを踏まえて、太田さんと共演するメリットはあんまり感じなかったんじゃないかなとは思いました。
松本さんから見たら、どうしても見え方的に損をする部分はあるような気はします。
ただ、一視聴者からしたら松本さんがちゃんと攻められているシーンというのは滅多に見れるものではないのでとても面白かったですし、叶うならばまたお二人が共演されているシーンというのを見てみたいです。
ではまたー。
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