「デジタル時代のマーケティング・エクササイズ」を読んでみた
”マーケティング”について細かく詳しく書いてある本でした。
「豊富な知識を備えているのに、なぜ結果に結びつかないのか。」
その理由は、
マーケティングの知識を応用し、自ら考えて想像的に思考して解決策を導き出せずにいるから。
マーケティングの専門書やビジネス書には、
有益な理論や情報があふれているが、
その中に自身が求めている「答え」は記載されていない。
学んだ知識を自身の知恵に変換し、「答え」は自分の手で導き出す必要があるのだが、そこにたどり着けずにいる。
創造的な思考を可能にする応用力を磨くこと。
自分ならどう考え、
どんな最善策を見出すかについて試行錯誤を繰り返し、
答えにたどり着く経験値を増やすこと。
・PEST分析
・3C分析
・4P分析
・4C分析など...(他省略)
様々な分析があります。
しかし、
論理的思考のプロセスやフレームワークを使う分析は、
それを活用する目的を間違えると、ゴールにはたどり着けない。
新たな価値を創造するために、どんな分析をすればいいか。
それは「これからどんなサービスや商品が、生活を楽しむために必要とされるのか」という命題を自らに課し、
世の中を俯瞰し、自身の持つ仮説を検証しながら、
フレームワークを使った分析を行うこと。
仮説を持たないまま、集めた資料を分析しても、その中に答えはない。
また綿密に分析をしても、自ら考えて答えを見出さない限り、分析資料の中に答えはない。
この前提を踏まえた上で、分析というプロセスに取り組む。
人生で何をするにおいても、
自分自身をマーケティングしなきゃいけないし、
皆さんは、目標を達成するために、
自然とマーケティングをしてるものなんだなと学びました。
なぜダメだったのか、試行錯誤していく中で
自ら考え、改善していく。
成功するには、これしかないんだと強く思わされました。
マーケティングを学んだことがない人でも、
生きる上でも大事なことが書かれているなと思った一冊でした。
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