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リーディングジョッキーの騎乗馬


リーディングジョッキーの騎乗馬は9割が仕上がっている様に見えます。

クリストフ・パトリス・ルメール


彼はまさに天才です。

何が凄いのか。

私の見る限り、「位置取りが絶妙」に上手い。
例え出遅れたとしても、
最終コーナーでは騎乗馬が勝負できる位置に常にいる。

そして、直線の追い出しでは馬を思い通りにコントロールできること。

もっとも重要なのは、

馬を真っ直ぐに走らせられること。

馬を真っ直ぐに走らせることはもっとも難しいと言われています。

私は騎手経験は当然ありませんが、乗馬の経験はあります。

馬によりそれぞれの癖があります。
馬をコントロールするために「ハミ」を咬ませますが、

この力ってどれだけ必要か?

それは馬によって違いますが、
ほとんどの馬は中指と薬指二本の「曲げる角度」だけです。

力は入れません。

この微妙な力で馬はコントロールできます。

しかし!
鞭を尻に入れれば、馬は微妙に向きを変えます。

当然、手綱は片手一本で握っている。

これは当然、馬はよれます。

ルメール騎手は他馬との不利が無い限り、
直線で馬の進路をシッカリと想定して

真っ直ぐに突き抜ける。

ロバの様な馬体でも一着に来てしまうルメール騎手ですので、
人気は常に上位です。

パドック道では人気や騎乗騎手は意識から外していますが、

ルメール騎手の騎乗を馬券として考えた場合は、

・一番人気で馬が仕上がっていない場合

・人気薄で馬が仕上がっている場合

どちらにしても面白いのではないかと思います。


お読みいただき

ありがとうございました。

パドック道




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