東欧グルーヴ 通信(5)
東欧グルーヴ通信、少し間が空きましたが第5弾です。後半は有料にさせていただいてますが、少しの課金で全て読めますのでぜひご支援いただけますと幸いです。
最初の2枚は無料で読めます!!
投げ銭いただけると、残りの+8枚も読めます。
『東欧グルーヴ・ディスクガイド』未掲載盤を厳選してお届けしますので、
ぜひお願いいたします。
1)Gerdesits Ferenc『Ős-Metál』
(ハンガリー、89年 Bravo – SLPM 37142)
歴史あるロックグループNon-Stopの参加でも知られるヴォーカリスト、Gerdesits Ferenc初のソロアルバム。76年にNon-Stopを脱退したあと、合唱団や国立歌劇場での活動など、伝統音楽~クラシックの分野に拠点を移していたが、どうやらその間にメタルに目覚めてしまったようだ。本作はメタルの古典を完成度の高い衝撃カヴァーで再現した衝撃的作品となっており、Yardbirds、Uriah Heep、Deep Purpleといった定番はもちろん、Focus「悪魔の呪文」の完コピまで収録している。ヴェルディにインスパイアされたオリジナル曲も収録。
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2)V.A.『Dallal a békéért』
(ハンガリー、85年 Favorit – SLPM 17920)
ハンガリー共産主義青年協会のハイドゥ・ビハール県委員会によって1984年にデブレツェンで開催された、歌謡祭『Song for Peace』の入賞曲を集めたコンピ。平和を祈るフォーク・ソングが並ぶ中、A-2は異端のジャズ歌手ベルキ・タマーシュによるファンクを収録!音源の少ないグループLUXによるレゲエ風味なB-1や、この一曲以外音源が残っていないF. Park Együttesによるオブスキュアなテクノ・ポップB-4など、貴重な楽曲も収められている。
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