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何度も繰り返すこと

写真は今日のお昼めし。
もんぜん千年祭/演劇・舞台プログラム参加作品『チャーミングリーン』の稽古日。脚本と演出をやらせてもらっています。朝からきちんと時間で集まって、細かく場面を区切りながら何度も塗りを重ねていく時間を過ごした。この「重ね塗り」が大事で、たとえば受験勉強の基本は過去問をどれだけ回せるか、どれだけ繰り返せるかで結果が左右されるように、何度も何度も何度も動きと台詞を繰り返して塗り重ねていくことで身体と言語の意味が見えてきたりする。作品を微分して、細かいセンテンスを何度も繰り返す。同じことを繰り返すことが稽古。いわゆる基礎練と呼ばれるものは稽古場ではなく自宅でやって、稽古の時間は場面と台詞をこれでもかと繰り返す時間に充てた方がいいなという考えで創作をしている。
稽古もあと2回。全体像を把握したから、あとは台詞を固めれば1人で何役でも演じ分けられる。今回は2人芝居でひとり15役くらい演じる。モブキャラ併せたら300人くらいの人が見えないけどそこにいる芝居を目指している。さまざまなサイズのスケッチが連なることで物語が出来上がる構成なので、お気に入りのシーンを持ち帰るもよし、好きなキャラクターのモノマネをしながら帰るもよし、勢いに身を委ねるだけでもよし、な50分です。変わった劇になってきました。2/8(土)は長野市・ネオンホールへぜひご来場ください。
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