見出し画像

彼が描くのは顔だけでなく・・・

唐突ですが、介護職員さんの中に名カメラマンが居ることについては何度か触れましたが。
同じく介護職員さんの中に若き画伯が居ます。きっと将来有名な画家さんになられるのではないかな?と想像します。

例えば認知症が進んでいる方でも、もちろん意識清明な方でもご自身の似顔絵を渡されると驚きを隠せませんでした。ご家族様も大喜び。

昨今で言うと、敬老会の為に腕を振るっていただいた経緯があるのですが、皆さん一人一人の似顔絵の瞳が生きていました。(皆さんつくづく良い顔なんですよね。)

”え?何、これ。私じゃん。”
いつも元気なあなたのお叱りをずっと聞いていたい。
カラオケの帝王だったKさん。今でも良い男です!
何か手に持たされるのがお嫌いで、よく「てえい!」と投げてしまうM様も大事そうに抱えてくれました。
あ、ちょっと光って良く見えませんね。でも、そっくりなんですよ。(しかも生命力がある絵画です。)
はい。そして、この素敵なご夫妻も。↓

他の方々も顔・・・だけでなく、優しさや可愛いらしさや凛々しさなど、沢山の命の輝きを描いて下さいました。

何か特技をお持ちの介護職員さんて多いなと感じます。そしてそんな方々に限って良い介護をしているような気がします。それはとても豊かなことだなと思う今日この頃でした。

いいなと思ったら応援しよう!