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ダイバーシティという言葉では収まり切れない

昼休みに医務課で休んでいたら、楽しそうな笑い声が聞こえて来ました。
なんだろ?と覗いてみるとMさんがツムツムゲームに夢中。

通りかかる人に『見て。15個!』と自慢して下さる場面もあり。
100歳でもしっかりと肩があがる!証拠です。

からの・・・・?
今度はお勉強の時間ですが・・・

掛け算、割り算、足し算、引き算を次々と解いていくMさん。これは凄い。全て暗算でスラスラお答えになります。ほんとに100歳?

『凄いですねー!!!!』
『いや。簡単だけど。』

さらには、この後、漢字の勉強に入りました。
え?何、それ?失礼じゃね?と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、いえいえ、ここには2重の面白さがあるのです。

この一見いかつい青年は、物凄く心優しき青年。台湾出身の方なのです。
日本の漢字と台湾の漢字の違いを見比べては、青年H君も100歳のM様もお勉強しつつ互いに感心されていました。

似ているけれど違う国。違うけれど似ている私たち。彼は思いやりや優しさは世界共通の美徳だということを教えてくれます。
知らない人が観たら何でもない昼さがりの光景ですが、何だか観ているだけで幸せな光景でした。


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