頑張り屋さんの会社生活が、少し楽になる!休職経験者の心の持ち方
今日は日曜日。
明日になればまた会社に
行かなくてはいけません。
嫌ですねぇ。私もめっちゃ嫌です。
でも昔よりは少しだけ会社へ行く足取りが楽。それは気持ちの持ち方を変えたから。
今日はかつて頑張りすぎて燃え尽き、休職までした私が編み出した、少しだけ会社生活が精神的に楽になる心の持ち方をシェアします。
①頑張り屋さんは「頑張ろう」と思うべからず
◆人が頑張り屋と言えば、あなたは頑張り屋さんです
あなたは頑張り屋さんと言われますか?私はよく言われます。
自分ではそんなことないけど、と思っていたのですがあまりに言われるので認めました。私は頑張り屋さんです。
頑張り屋さんは性格が頑張り屋さんです。あなたが頑張るのを意識的にやめても多分、勝手に無意識に頑張ります。
頑張るバロメーターが、常に100を超えているのです。
◆頑張り屋さんはマイナス作業が必要
であれば、大事なことは頑張るバロメーターにマイナスを注入すること。なので朝はこう思いましょう。
「今日はどのタイミングでサボろうかな」
10時から会議だから出社〜会議まではフリータイム。コーヒー飲みながら小説のネタを考えようかしらとか。
情報収集していると見せかけて、小説のネタになるビジネスニュースを調べてやろうとか。
作家志望の私はこんなことを考えます。実行できなくてもいいんです。これぐらい怠惰な気持ちを持って職場へ行く。
これでようやく、頑張りバロメーターが200が100とかになって一般的な人と同じ頑張りになります。
大丈夫です、頑張り屋さんじゃない人は、みんなだいたいはこれぐらい思って働いています。
だから私は、普通に働いた日は定時に「やっべ、うっかり働きすぎてしまった」と思うようにしています。これを毎日思わなくていいように、努めています。
②会社以外に、自分の生きる場所を妄想する
自分には会社しかないと思うと、辛いことがあったときにすごいプレッシャーがかかります。逃げたくても逃げられなくなるからです。
学校でいじめられている子供達が、自死を選ぶことがあります。それは学校が人生の全てと思うことも要因の一つです。私も中学で数ヶ月いじめられていたことがあります。すごく辛かったです。
私は休職当時、こんなふうに考えていました。
私の生活の根本に、会社にありました。会社で頑張ればいいことが待っている。生活も安定する。
でもこれは特別なことではありません。みんなそうだと思います。
家族のために残業を頑張る大人がどれだけ世の中に多くいることでしょうか。上司やお客様にボロクソ言われても、人々が耐えれるのはなぜでしょうか?
上司やお客さまに反発したら、人事評価はどうなるでしょうか。給料や出世にも影響します。さっきの学校と同じ例で、その後のいい未来なんて、考えられなくなりますよね。
だから私は「会社が全てではない」という思考が必要だと思います。
◆心から会社の奴隷にならない
私が職場が全てではないと、本気で言い聞かせるためにやったことはこんなことです。
転職先・海外・副業のリサーチ
資格試験の勉強
10年後のキャリアチェンジ構想を持って準備
これは、明日もしクビになったときに役立つリストみたいなものです。
別に、本気でコミットして見つけなくてもいいんです。重要なことは会社以外の世界を知ることです。
他にも生きる世界はあるんだと、知っておくだけで全然違います。心が会社の奴隷にならなくて済むのです。
◆無限大の未来に託すと気持ちが楽
ちなみに私が一番重きをおいているのは「10年後のキャリアチェンジ構想」です。
私は10年後ぐらいに、売れっ子作家になって会社員より収入がよくなり、会社を辞めれたらいいなと思います。
これが簡単でないことは知っています。だから「10年後」と設定しています。
私は今すぐできないこと、自分にとってハードルの大きなことは、ほとんど未来に託します。(※究極、もう手遅れなことは来世に託して生きてます)
「数ヶ月後にはこうなりたい」と思う。それだけでいいんです。
とても簡単なんだけど、これをすることすら、難しいですよ。この領域に辿り着く前に、だいたいは「無理」の気持ちで挫折しがちですから。
なので私は、日頃何事も「できない」と思わないようにしています。いまは体重が過去最高ですが「36歳になるころにはモデルになる」とも思っています。思ってみることが大事なんです。
そして会社で嫌なことがあっても「いいもん、私は10年後に会社を去りますからね!」そんな風に心に逃げ場ができます。
さぁみなさん、10年後をめっちゃ妄想しましょう。叶うが叶わまいが、今のあなたの気持ちを楽にするために。
③心の中で喋る相手を用意する
◆妄想は最強の武器
会社に行くのが少し楽になるコツ。
最終奥義は「心の中に喋る相手を用意する」です。
「私との会話は、他の人には聞こえないので安心しろ」
漫画やアニメで、主人公がお化けや守護霊と会話して、他の人には聞こえない。そういうのありますよね?あれですよ。
なんでもいいので、そういうキャラクターを1人?1匹?こさえてください。イメージして、あなたの周囲のどこかに定位置を置く。はい、妄想完了です。
私は先月亡くなったペットのシマリスのリリィが、私の心の喋り相手です。
とっても可愛い子で、いつもそばにいてほしいと思ってます。そういう大好きな子を用意してください。
私はリリィをいつも肩の上とかにのせるイメージをしています。リスなので、私の肩だけでなく、体をはったり、頭の上に乗ることもありますよ。
あの、断っておきますけど、これは妄想ですから。わたし別に霊感があるヤバいやつとかではありません。あくまで生きるのを楽にする手段として、妄想しているだけですから。
冷静に言うと、忙しい時や余裕がないときはこんな妄想してられません。だからいいんです。気を抜いた時にリリィがやってきてくれる。これでいいんです。
◆嫌なことがあったときの私の妄想例
リリィは天国に行ったので、私の頭の中では天使の羽をつけていて、いつも空から降りてきます。羽をパタパタさせて鳥のように飛んできたり、最近は平泳をして上から降りてきます。
「ママ〜どうしたの〜」と言いながら話しかけてくれる。(※妄想です)
「いま会議で、こんなこと言われてねぇ・・・ムカついたわぁ」と、私は自分の右肩に乗っているリリィに語りかけます。
するとリリィは「え、そうなの〜」と言って私を慰めてくれたあとに「じゃあ、私やっつけてくるわ」
と出かけていきます。
彼女はヤリを持って、私をムカつかせた人のところに飛んでいき、オシッコをひっかけてきてくれる。(※妄想です)
ムカつき度が高い時は、「私のオシッコじゃ足りないよね〜」と天空から仲間を数匹連れて成敗しに行ってくれます。(※妄想です)
シマリスだからウンチもオシッコも少量ですからね。肉食じゃないからそんな臭くないし。うんうん。
たまにやりすぎているときは「いいよいいよ、もう大丈夫。私も悪かったしさ。ありがとうね」と止めます。気づけばムカついていたやつを許してます。
ばかばかしく見えるけど、
結構気持ちが楽になります。
リモート勤務でも、愚痴る相手がいなくても、愚痴った相手が思うように返事をくれなくても、必ず自分の心が満たされます。
しかも意外と、深く考えなくても、そのキャラの言動が思いつくものです。
妄想ってすごいですね。
作家になった気持ちですわ。笑
④会社や上司の言うことは、信じなくてよし
◆人生は路上ライブ
最近、こんな記事を書きました。
要約すると「そもそも人と価値観の完全一致なんてありえない」というものです。
人間生活は毎日路上ライブと一緒。
立ち止まってくれる人がいたら
超ラッキーぐらいなものです。
これを会社生活に置き換えると、経営者・上司・先輩・後輩とも意見があわなくて当たり前なのです。
だからすごく有能な上司がブチギレて「当然××だろうが!」と言おうが、会社が「営業方針は⚪︎⚪︎だ!
これがこれからの時代の主流だ!」
と言おうが、あくまでイチ意見。絶対ではありません。
私は休職前、上司の意見は絶対だと思っていました。それだけ経験もあって優秀で、自分も尊敬していたからです。
でも今はそう思わない、自分の考えも大事にするようにしています。
もちろん仕事は上司の指示に従いますが「でも私はこう考えるよ」って自分の意見を持っておく。
ここで自分の意見を持たないのは、宗教やスピリチュアルの洗脳とほぼ一緒です。
あれらに傾倒するのは、自分で考えないからです。絶対だと信じて、自ら考えなくなるから。
私は休職期間に、自らに課していたあらゆる洗脳から解き放たれました。
ちなみに別に上司から「俺が絶対だ」とも言われてないです。縦社会の中で、相手の肩書きから勝手に私がそう信じていたのです。
◆考えなくっていた原因
相手の肩書きで信用してしまうのは、
自分が自分のことを馬鹿で何もできないやつと思っていたことも原因だと思います。
もう一度言いますが、誰の意見であっても、イチ意見です。絶対正しいわけではない。
だからあなたの考えがそことズレていても、バカでもなんでもないです。
時代は変わります。ビジネスシーンであれば10年単位とか、最近であればもっと早いターンで新陳代謝を繰り返しています。
20年前、サービス残業は当たり前でした。そこで会社に忠誠を誓えるものが評価されていました。今は違いますよね?
でもきっと、20年前から「こんなのおかしい」と思って働いていた人もいると思いますよ。その時代では「バカか」と言われていたかもしれませんが、時代の真実はいつだって変わります。
だから自分のオピニオンを大事にして、みんな生きてほしいと思います。
おわりに
いかがでしたか?想像以上に白熱して書いてしまいました。
ちなみに私は、一ヶ月のうつ病での休職のほか、20歳の時はバイト先のパワハラでパニック障害も経験済みです。このときはオーナーが酒乱でキッチン・ホールでの暴力が横行していました。
まじめに、経営者とか上司とかに、忠誠なんて誓っている場合じゃないのです。
一番大事なのは自分の健康。この記事に書いたのは、自分の心身の健康守るための線引き方法です。
どうか頑張り屋のみなさん、
自分を追い詰めず!
自信を持って
自分らしく生きましょう!!
🌈「将来の選択肢を増やす」をテーマに週1で動画も作ってます
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