最大の敵:ガクチカ
就活で重要となる要素
前回の記事で就活で重要となる点は『個性』を示して企業とのミスマッチングを失くすことだとお伝えしました。
改めて言うと当たり前のように囚われがちですし、『個性』って言われてもそれが難しいんだよ!というお声が出ると思います。
実際就活支援させていただいた学生さんからも1on1でお悩みを聞いてると、そういったことを言われることが良くありました。
1. ガクチカを作るにあたり必要な要素
1.1 自己分析について
ガクチカに必要な要素として自己分析は必須です!!
もしなんでだよ!って突っ込んでくださってたら私は凄い嬉しいです。w
ガクチカって過去やってきた内容で一番盛れるエピソードを選びがち、また少し嘘ついてでもカッコよく見せがちだと思います。
ハッキリ言います、それが間違ってます。
一番重要な事は何度も言いますが、『個性』をお伝えすること、その上で重要になるのが自己分析になります。
2. 自己分析の仕方
自己分析が重要とは言え、いざやってくださいと言われても難しいですよね。
なので先人に習いフレームワークを行うことで自己分析を進めることとしましょう。
フレームワークといえどご存じの通り、いろいろな種類がありますので、まずはご紹介をさせていただきます。
また、最後におすすめの手法についても解説致しますので、すっ飛ばしてもらっても構いません。
2.1 ①
1つ目のおすすめする自己分析のフレームワークは、「自分史」です。
過去の経験を幼少期から現在まで、覚えているかぎり出来るだけノートに書き出してみます。
幼少期なんか覚えてない学生さんも多いと思いますが、なるべく細かく小学生の時や高校生の時などに分けて書き出してみましょう。
またイベントや行事の時だけでなく、些細なことや日常的なことも書き出しましょう。
例えば、「小学校の時〇〇君と仲良くなったのはアレがきっかけだったな」でも構いません。
2.2 ②
2つ目のおすすめする自己分析のフレームワークは、「人生曲線」です。
コンサルなんかもよくセミナーで手法を紹介するポピュラーなもので、「名前自体は聞いたことあるな」という就活生も多いかもしれません。
人生曲線とは、過去から現在に至るまでのモチベーションの変化をグラフで表し自己分析する方法です。
縦軸にモチベーションをとり、横軸に時間(年齢)をとってグラフを書いていきます。
「大会に出たのに結果が奮わずその後の練習に身が入らなかった」という些細なことでも、覚えていれば書きましょう。過去にモチベーションに影響した出来事と、その時の感情も合わせてグラフに書きます。
人生曲線を書くことで、自分はどういう時にモチベーションが上がったり、下がったりするのかが分かり、働き方の指標を探す時に役立ちます。
2.3 ③
3つ目のおすすめする自己分析のフレームワークは、「SWOT分析」です。SWOT分析は企業価値の分析に使われることが多い手法ですが、自己分析にも使えます。
下に明記した英単語の頭文字を意味します。
SWOTとは
Strength(強み):自分の強み、過去の経験から得た考え方や知識など
Weakness(弱み):自分の弱み、課題
Opportunity(機会):社会や会社の動きや景気などを見て、自分が役に立てそうな部分
Threat(脅威):社会や会社の動きや景気などを見て、自分の強みや弱みと合わない部分
国内人口減に伴い市場が縮小した場合(Threat)、海外に事業展開を重点的に行う必要がある場合(Opportunity)、自分は英語ができる、またはできないが自分に固執せず他者の文化に寄り添ってきた経験(Strength)から企業を選ぶ、といった形です。
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