いちばん近くで支えてくれた人

海のはじまり。7話鑑賞しました。
いまいち、暗い気持ちになってしまうから、何話か見れてなかったのですが、最近はなんとか何かの作業をしながら見れています。
今回の話で思ったことを少し。

背伸びせず、ありのままの自分でいられて居心地が良くて、優しいのに付き合うには至らない人っていませんか。
付き合う想像を一瞬はしてみるものの、気持ちが入らないというか。

きっと一緒にいたら幸せなんだろうなと思うけど、どこか退屈でドキドキはない。恋愛向きではなくて、恋愛すっ飛ばして老夫婦みたいないい人。

このドラマでも、シングルマザーで大変な時に、同僚の好意に甘えて、恋愛としては受け入れずに、時々大変な時に助けてもらうというシーンがありました。

そんな時に、嘘でも寄りかかれる人。嘘でも好きだといって本当の意味で利用できるくらいのズルさがあればまた違ったのだろうけど、0か100かの性格の人は、妥協？もせずに、彼を選ぶこともありません。

長いこと恋愛をしてない人は、このタイプも多いのではないのでしょうか。
振り返れば、あの人だったら付き合ってくれただろうなとか。一緒に優しい時間を過ごせたんだろうなとか思うけど、結局は選ばなかった。

好きじゃなくてもお試しで付き合い始められる人もいるけど、それが出来ない。色々考えすぎてしまっていたり、安易に決断もできずに自分にも自信がない。

池松さんが演じていた役は、子育て大変そうな同僚に気軽に「無理しないでね。」
というけど、「沢山の人に無理しないでとは言われるけど無理しないと無理なの。2人とも死んじゃうの！」と噛みつかれて、反省して、

彼女もいないし、休みも本を読んでいるだけだから手伝えることあれば手伝いますと優しい人。
見返りがほしいわけじゃなくて、やりたいからやってるだけ系の人って神様のように見えるし、本当に優しいなって思うし、こういう人が幸せになってほしいなってドラマ見てて思ったけど、実際のところは、やっぱり選ばれないで、繊細で傷つきやすいから普段は引きこもってってそんな感じがしてしまいました。
優しいけど、遊び心がない。面白みがない。予想を超えてくることがない。

でも1周回って沢山経験して傷ついた先には、そういう人が一番って気付いて選ぶのかもしれないし、その時には手遅れかもしれない。

物事には沢山の矛盾があって、浮気しない人がいいという人は沢山いるけど、浮気をしない男性だからと好きになることはない。
発言の全てには言わないだけで隠された大前提の部分があって、その部分を読み取れていない人は、モテないだろうなーと見ていて思う。

そしてモテとはなんなんだろう。
好きになった人からモテたいだけなのに、そう簡単にはいかない。
自然の摂理。
好きになった人は、相手にしてくれない問題。そもそも素敵な人はもう誰か素敵な人が当たり前にいる。

でもいつも気にかけてくれたり、優しく支えてくれてる人は大事にしないとね。それが恋愛ではなくとも。
美味しいご飯をただ一緒に食べたいね。
それだけで幸せなのにね。