【歌詞】END
言えずに終わった 君への気持ちが
白い吐息と 夜空に消えていく
今夜の月はまるで僕のように
ぽっかり欠けて虚ろな姿だ
“もう会えないよ” 君の別れの台詞
僕はただ立ちすくんだ 何も言えないまま
たった一人 君にとって特別でいたい
そのささやかな願いは今 儚く散った
どこまで時を巻き戻せるなら
この結末を避けられただろう?
考えても無意味なことばかり浮かんでくる
僕はまだ渦の底で藻搔いてる
往生際の悪さには自分でも嘲笑う
終わりのないものなど無いのは解ってるのに
眠れずに迎える朝 僕はどこへ向かえばいい?
行く先を見失った舟が漂う
冷たい海の深さを君は知る由もない
たった一人 君にとって特別でいたい
そのささやかな願いはもう遥か彼方へ消えた