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私が心の病だというお話なんですけど

じょばん

以下は、私が3月16日(月)03:41～04:37に綴ったツイートを一部修正・加筆して投稿するものです。結論を言うと「心の病になって良かった」と思えるまでに10か月かかったというお話です。この10か月が長いのか短いのかは分かりません。もっと言うと、「心の病になって良かった」と思っているのが、私の本心なのかすら分かりません。ただ、この節目の時に、新しい感情と出会えたことが嬉しくて、どうしても残しておきたかったのです。

念のため情報を補足しておくと、私は今、大都会東京でOLをしている29歳です。今までは地元でぬくぬくと実家暮らしをしていましたが、気付けば会社の出世街道をひた走り、2019年4月に上京しました。初めての一人暮らし、初めての電車通勤、初めての心の病です。てへ。

note初心者なので作法とかは全く分かりませんが、興味のある方はごゆっくりどうぞ。2,000字くらいなのでさらっと読めます。よろしくです。

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まぁ、私が心の病だっていうお話なんですけど、「心の病」という表現はオブラートに包んでいるつもりで、年末年始頃ずっと言っていた「かたつむり」も同様で、言い方ひとつで受け取り方が違うかなという一種の詐称なんですけどね。ただまぁいわゆる鬱病ではないので安心してください。はい。

それでね、心の病とは言うものの、実際には脳の思考回路がショートしている状態のことだと思うんですよね。最近、読んだ本『ケーキの切れない非行少年たち』（宮口幸治）から学んだ言葉でいうと、認知が歪んでいる。だから、その状態でいくら思考を続けて深めて広げても、誤った結論しか出てこないんですよ。だって、回路が壊れてるから。関数が間違ってるから。

だから、これは心の病だと思ったときにするべきことは、どうしてこんな精神状態なのかという原因を探って再発防止に努めるとかではなく、とにかく処方されたお薬を飲む。何も考えずに飲む。もはや自分の状態に関わらず無心で飲む。これに尽きるんだろうなと、最近になってようやく気付いた。

気付いたんですけどね、それと同時に、「それは面白くないから嫌だな」と思う自分のことも思い出したんですよね。無心でお薬を飲めばある程度平穏で居られるとして、でも、私は今、せっかく普通ではない状態にあるんだから、普通ではない私は何をどう感じてどう思考してどう言語化するのか、気になるんです。知りたいと思ったんです。

昔から普通ではないことを経験するのが好きだった。高校生のとき、1限にどうしても行けない時期があって、毎日1限の途中か2限から出席していた。素行が良かったので怒られることはなかった。そんなある日、せっかくだから「保健室登校をしてみたいな」と思い立ち、1日だけしてみた。担任の先生は、全く心配していないような笑顔で保健室に様子を見に来てくれた。その信頼がとても嬉しかった。別の日、バスで登校中に雪が降ってきたので、気まぐれに途中で降りて、迷子になりたいなーと思いながら適当に歩き回って、結局学校に辿り着いた日もあった。楽しかった。

大学生のときは哲学を専攻して、普通の人がスルーするようなことをたくさん学んでは考えていた。平等って何？正しいって何？幸せって何？って。私は何のために生きるんだろう？って。そういえば、小学生の頃から「普通じゃない」をテーマに生きていたんだった。普通が良いなら私じゃなくて良いよねって、そんな理由で。多分、私がこの世界に生きる理由を見つけたかったんだと思う。唯一無二の存在になりたかった。今もなりたいって思う。

まぁ、そんなこんななので、私は今の「普通じゃない私」を存外気に入っていて、だから、今の私が何をどう感じてどう考えるのかをどこかに残さずにはいられないんですよね。お薬は飲まないといけないんだけど、飲む直前の少しの間だけでも、この涙の理由はどこにあるんだろうとか、どうして私は今こんなにも落ち込んでいるんだろうとか、壊れた思考回路を駆使して考えて、答えが見つからなかったときは、その感情だけでも記録しておきたい。覚えておきたいし、あとで見返したい。私の大事な感情だから。

今日は2020/3/16で、体調を崩して初めて医者にかかったのが2019/5/16だった。その時はまだ「低血圧」という軽い？病状を言われただけだったけれど、その後「自律神経失調症」との診断を受け、血圧のお薬を飲みながら働き続けた。それでも体調は悪化する一方だったので、2019/8/6に当日初診でメンタルクリニックに行った。今もどちらの病院にも通い続けている。

いわゆる普通に健康でいたら経験できないことを今は経験できているんだなということに、体調を崩して通院を始めてちょうど10か月経った今、やっと気付けた。2月中旬には史上最悪まで落ち込んで、本気で休職するしかないと思った。でもそのおかげでYouTuberを始められた。やってみたいと思っていたことに色々チャレンジできている。すごい。すごいよね。うん。

今の私は、傍から見てどう思われているのかは全然わからないけれど、自分の人生だから自分の納得がいくように生きたい。上京して、よーしバリバリ働くぞってときに病気になって、働きたいのに働けなくて周りの先輩方に迷惑ばかりかけて、気分の浮き沈みが激しくて体調も崩し続けててずっとマイナス思考が強かった。けれど、そんな自分からやっと根本的に抜け出せたような気がする。急に、本当に急にそう思った。

根本的に抜け出せたからといって、もう二度と落ち込まない訳ではないし、急に悲しくなったり身体が動かなくなったり、それで闇ツイートをしたりはこれからも大量にあるとは思うんですけどね。でも、それがすごく悪いことだとは思わないし、しにたいとか考えたこともないので、そんな戯言を言っている私を見かけたときは、深刻に受け止めずに見守って欲しいです。そして、たくさん優しくしてほしいです。えへへ。

以上、深夜のわがまま自分語りでした。良い子のみんなは真似しちゃだめだぞ☆

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ツイートは以上です。思ったよりがっつり加筆しちゃいました。

好きな人をサポートするために作成したnoteのアカウントがこんな風に活躍するとは思ってもいなかったけれど、これもせっかくの良い機会なので、140文字で収まらない感情を書きたくなったら、ここに来ることにします。居場所がたくさんあるのは良いことですね。ありがとうnote。

またね。じょばんでした。

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