「やりたい」気持ちが巡ってくるのも、運のうちかも。(才能と意欲、イラストとピアノ)
ああ、やっぱり描けなかった。
何がって?
先週くらいに「1枚くらいは描こう」って決めてたイラスト。
知ってる人は、知ってるかな?ノルマを決めてたんだけどね。
やっぱり達成できなかったよ。
ほとぼりがさめてるかもしれないけど、一応、正直に報告しておこう。
自分にノルマを課せば、やる気になるかなーって思ってたけど・・・
やっぱダメなんだな。
なぜなんだろう。
人の作品を見てる時は「いいなぁ、こんな絵、描きたいな」ってなるんだけど・・・
じゃあいざ自分で描こうってなると・・・
その後が続かない。うーむ。
いや、才能って面だけで言えば・・・
イラストとピアノ。
この自分が、今から同じ量の努力をしたとする。
するとまず間違いなく、イラストの方が上手くなるに決まってる。
手前味噌で恐縮だが、自分でもわかっているんだ。
例えば、この先その2つのうちどちらか1つを選んで、
それを生業とし、食い扶持にする、としよう。
自分がやるなら、イラストの方が絶対に成功率が高いに決まってる。
公私どちらから見ても、それは明らかだ。
私の音楽的才能では、ピアノで食べていくことは、まず到底、無理。
そのくらい、才能の有無は、もうはっきり痛感させられてる。
悔しいけどね。
ただ、しかしだ。
才能と、やりたいっていう意欲は、全く別なんだな。
なんともまー、もどかしい現実、事実なんだ。
贅沢な悩みを言っているようだけど。
まあ見方を変えれば、
やりたい、っていう気持ちが起こること自体も才能のうち
なのかもしれない。
その意味では、イラストの才能は、実は自分で思い上がってるほど大したものじゃないのかもね、
じゃあ、そういった意欲につながる原因、動機とは何か。
それは、
ズバリ、やはり「目標」だと思う。
私にとって、ピアノの世界では、今、叶えたい目標がいくつもある。
その中でも、今の私の最大の目標。
それは、やはり歌い手の人たちと、いい表現を共にできること。
歌う瞬間、弾く瞬間の気持ちよさを、共有したいんだ。
そんな映像を、おぼろげながら夢見てる。
それが今、ピアノにハマってるモティベーションになってる。
一方、イラストの世界では、それがまだ見当たらない。
いや、私の絵を見て喜んでくれる人もいるのだろう。
私のピアノよりは、むしろそっちの方が多いと思う。
しかしだ。
誰かが喜んでくれたところで、
「その時」「その瞬間」を、一緒に同時に喜び合える、ってのが造形芸術だとなかなかピンとこない。
私だけかな?そう感じるのは。
だから、今一つ、のってこないんだなぁ・・・
歌いたいきっかけ。描きたいきっかけ。
きっかけに出会えることもまた、運だと思う。
そして、今はなんと言っても、一緒に音楽を共有し、共感しあいたい人が、近くにいる。
今じゃなきゃ、味わえない、目指せないものなんだ。
だから、イラストについても、この先、そういう「突き動かされる」「やらずにいられない」きっかけやモティベーションをもらえる日が来るかもしれない。
だから先送りするのも後悔はない。
それはそれで、いいかなぁ・・・・なんて思っている。
とにかく、損得とか、打算じゃないんだ、こればっかりは。
私は、自分の欲求に、素直に生きるよ。
でないと、今現在のように「弾きたい」と思える時は、
この先、もう2度と来ないかもしれないから。
今の自分の思いを、どこまでも大事にしたいな。
2024.9.9
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