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マインド。ユニークな、ワタシ流の考え。(自作投稿)

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何をするにも、その原動力は、マインド。ワタシの場合、それがとてもユニークかもしれない。多くの皆さんとはちょっと異なる、独特の考えや価値観があったりします。そんなような、気づいたこ…
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#幼少期の思い出

幼き頃の、謎の線路との出会い。(ぼっち旅の原体験①)

ぼっち旅のことを思い出してるうちに、昔の思い出が蘇った。 忘れかけていた、幼い頃の体験だ。 正直、かなり記憶がおぼろげである。 記憶の断片をつぎはぎのようにつなぎあわせて、やっと、 「ああ、そんなことがあったかもな」くらいにしか思い出せない。 でもあれは、今の私の旅行好きに通じる、原体験だったような気がする。 それについて、何回かに分けて、つづってみようかな。 最初にお断りしておくと… あやふやな記憶を思い出しながら書いたので、事実か虚構かも、かなりいい加減です。 また、大

たどった線路の先には・・・。(ぼっち旅の原体験②)

おことわり。線路内に入るのは、違法行為です。 本文は、あくまで虚構、フィクションとしてお読みいただければ幸いです。 では、前回の続きをどうぞ。 町はずれを走る線路の謎について。 そのうち、こんな噂を聞くようになった。 「1日1本だけ、貨物列車が通るらしいよ」 「朝の5時40分ごろ、通るらしいよ」 えっ、あそこ、ホントに列車が走るの? そういえば、たまたま早起きした日の朝方、汽笛のような音が聞こえたことが、あったような、なかったような・・・ ただ、なぜか、自分でその

悲劇(恥劇)、橋の上にて。(ぼっち旅の原体験③終)

はじめに。※線路内に入るのは、違法行為です。 実話をもとにしてますが、一部記憶の不明瞭な箇所や、創作も交えてます。 昔話、フィクションとしてお読みいただければ幸いです。 町はずれにある謎の線路。 どこにたどり着くのか突きとめようと、ある日、友達数人と線路をたどる。 やがて大きな川に遭遇。鉄道橋は川の上を、その先へと伸びる。 渡ろうかどうしようか。悩む私たち。 長い橋のその先。 向こう岸に、いくつもの貨物車が並んで見えた。 その足元には、線路がいっぱい、絡まった紐のように錯