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11/15(金)@大阪 第6回全国リビングラボネットワーク会議開催

共創・リビングラボをコンセプトに掲げる大阪・関西万博

大阪・関西万博では、People's Living Lab(未来社会の実験場)を掲げ、単なる技術展示ではなく、共創をコンセプトとして世界の課題解決に向けた取り組みを加速させる機会にしようとしています。そして、建造物などのハード面でのレガシーだけでなく、共創やリビングラボなどのソフト面での積み重ねこそ、次の時代に受け継いでいくべき、大事なレガシーだと考えられています。

一方で、日本の社会では、リビングラボという名前の取り組みは増えてきているものの、まだまだ、その必要性やメリットは理解されていない状況にあります。

昨年の横浜開催を踏まえて

2023年は日本でも最も多くのリビングラボが立ち上がっていると言われる横浜で会議を開催しました。韓国の科学技術政策担当者による基調講演や、日本で初めてとなるリビンラボ基礎セミナーなど、新しい試みも取り入れられ、延べ400人ほどの来場者のあるイベントとなり、熱のある実践者、研究者が集まる場になっていました。

一方で、リビングラボを利用して、社会的価値に繋がる企業のサービス開発や、大学の研究プロジェクトが取り組まれているかというと、まだ十分に広がっていないようにも思えます。日本の文部科学省関係者との対話では、ムーンショットや戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)、地域中核・特色ある研究大学などの科学技術・イノベーション政策に取り組んでいるものの、リビングラボのような形でプロジェクトが組成されていない課題感が聞かれます。

大阪から踏み出す共創への第一歩

そこで今年度は、改めて、リビングラボの基本的なコンセプトに立ち戻り、「みらいの社会をみんなでつくる ~大阪から踏み出す共創への第一歩~」というタイトルで、全国リビングラボネットワーク会議を開催したいと思います。

大阪府や吹田市・摂津市と連携して取り組みを行っている健都共創推進機構などと連携しながら、11/15(金)に大阪のクイントブリッジにて行います。

プログラム企画途中ではありますが、大阪府によるオープニングセッション、デンマークのリビングラボ実践者による基調講演などを予定しています。(10月に詳細プログラムを公開予定です)
実践者・研究者だけでなく、リビングラボを活用したいとお考えの企業担当者や大学研究者にとっても有益なプログラムを目指していますので、ぜひ、日程の確保をお願いします。 

■イベント概要
日付:2024年11月15日(金)
時間:10:00-19:00予定 
場所:
QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)(JR大阪環状線/京阪本線「京橋駅」徒歩10分
テーマ:「みらいの社会をみんなでつくる ~大阪から踏み出す共創への第一歩~」
プログラム:10月に公開予定

 


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