【カルチャー雑感】2022年11月06日～12日のテレビ、映画、YouTube、ポッドキャスト

この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。

テレビ

賞金奪い合いネタバトル ソウドリ～SOUDORI～「よしもと・いぶし銀しゃべくり漫才師バトル！」

TBSテレビ：賞金奪い合いネタバトル ソウドリ〜SOUDORI〜

イシバシハザマ、ゆったり感、チーモンチョーチュウの3組が、賞金をかけて漫才で競い合う。番組内で「ずっと劇場で戦ってきた」と皆がこぼしていたけど、その「戦っていた」頃をリアルタイムで観ている自分としては、芸歴を重ねた彼らが新しいネタをテレビで披露して、笑いを獲っている光景は、感慨深いものがあった。

映画

ドライビング・バニー（2022）

ゲイソン・サヴァット監督によるニュージーランド映画。主演は「ベイビー・ティース」出演のエシー・デイヴィスと、「ラストナイト・イン・ソーホー」で注目を集めたトーマシン・マッケンジー。予測不可能だけど、どこか納得感のある展開に振り回されるのが気持ちいい作品。感情をむき出しにするエシー・デイヴィス演じるバニーと、それを冷静に対処する役所の人間のコントラストが印象的。

YouTube

ナイツ塙の自由時間
「【空想】1995年でM-1グランプリしたら豪華すぎました」

オススメに上がっていたのでたまたま観たら面白かった企画。「もしも1995年にM-1グランプリがあったら決勝メンバーはどうなるのか？」を空想する企画で、その当時の漫才師及びお笑い芸人を取り囲む状況を、塙さんの目線を通じて知ることが出来る。その時代に頭角を現していた漫才師へのリスペクトと、塙さんにしか言えない初期のM-1に対する皮肉を楽しめる動画。ショウショウの漫才を見たくなった。

ポッドキャスト

又吉直樹の芸人と出囃子

おそらくSpotify限定の番組。ピースの又吉さんが、毎回一組の芸人さんをゲストに迎えて、コンビの出囃子の話やそれぞれの音楽遍歴などを聴く。11月14日現在、アキナ、オズワルド、おいでやすこがの3組分がアップされている。聴いてきた音楽にフォーカスして芸人さんのパーソナルな情報を引き出すのは新鮮で、「なぜその出囃子にしたのか」みたいなエピソードも面白いし、何より又吉さんの「話を受け止める力」が凄い。

兵動大樹のおしゃべりDiary

これも最近見つけた番組。よく見たら今年の9月末に始まっていた。矢野・兵動の兵動さんが、日々の出来事や過去にライブ等で話したエピソードを、日記のようにまとめていくポッドキャスト。気を張っていないゆるいトーンのトークが心地いい。