【近況日報】2024年12月26日(木)「M-1の敗者復活戦を観始めた」

今日も事業所で、事情を知らない利用者さんに悪気なく肩をポンとされて、パニックを起こして倒れた。触覚過敏のある私にはよくあること。こうなると今までは大体早退していたが、午前中は作業とは関係ないことをして過ごして、ひたすら休憩した。すると、午後の1時間は普通に作業が出来た。平常心では無かったかもしれないが、自分にしてはよくやった方だと思う。

普通に人を好きになって、恋愛にはキスやセックスが不可欠だと思っている人が、そういった考えを持っていない人のことを学ぶ本が増えている。いわゆる「アロマンティック・アセクシュアル」について書かれた本である。ちなみに、私は性的欲求が無いというより、誰かと共に性欲を満たすという選択肢がないと言った方が正しいかもしれない。最近は恋愛感情も薄くなって「もう恋愛は良いかな」と思い始めている。変な言い方かもしれないが、元々恋愛ってタイプの人間では無かったのかもしれない。逆に私は、「多くの人には恋愛感情があります」「恋愛にはキスやセックスが必要だと思っている人の方が多いです」といった具合に、恋愛に関してマジョリティ側に立っている人の気持ちを学ぶ本が欲しい。

NHKの「紅白歌合戦」で、星野源が歌う曲が「地獄でなぜ悪い」から「ばらばら」に変わったらしい。Xのタイムラインでは色々なことを色んな人が言っていたけど、今我々が言うべきことは「性加害疑惑のある映画監督の作品の主題歌を歌わせようとしたNHK許さない」ではなく「そのオファーを受けて引き受けた星野源とその周囲のスタッフ許さない」でもなく「曲を変えるように抗議した人達許さない」でもなく「抗議の声に屈してあっさり曲を変えたNHK許さない」でもなく「『ばらばら』は『ばらばら』でメッセージ性強いだろ、アハハ」でもなく、どう考えても「園子温許さない」「性加害許さない」だろう。どう考えても。そこを言っている人が自分の観測範囲内で少なかったので、少し心配になる。

「ネットでウケること」が重要な時代。もし本当にそうなら、はっきり言って嫌な時代である。自分には「ネットでウケることが出来ない」のか「ネットでウケることをやろうとしていない」のか。それすらもわからない。でも、共感できることを言えないから、多分「ネットでウケること」は今後も出来ないだろう。せっせと同人誌を作って、オフラインのイベントを開いて、ネットの中以外で表現や創作をしていきたい。

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Jナカノ@大喜利ライター
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