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がらくたみたいな人生かい?

外出先でエッセイを書くためにと買ったiPadが、重くて持ち運べない。

結局、毎年決まって購入している文庫本サイズの日記だけをカバンに入れて、急ぎ足で家を出る。


例えばあなたがずっと壊れていても
二度と戻りはしなくても
構わないから 僕のそばで生きていてよ

もうリリースされてからは暫くたつ曲だけど、
米津玄師の"がらくた"がじっと染みたりする。

『壊れていても、構いません。』

廃品回収で流れてくるあのフレーズがきっかけになった曲なんだとか。すげぇな。。

私はいま、週3日という働き方を選んで生活しているけど、正直これでもクタクタのギリギリだ。

「まずは3日から始めて、徐々に増やしていってもいいし」なんて思っていたのにな。

週5日で働いていた時は、どんなに自分が闇の底にいても、無気力でも、
「こんだけ働いてるんだからしゃあない」
って思っていたのか、あまり自分を責めることはなかったような気がしている。今思えば。

でも今は、なんというかもう言い訳できる場所がないというか。

パートといってもデスクワークで座っていられて、家事だって最低限しかしてないし、いま子どもがいるわけでもないし。

世間一般の人間より絶対に楽を選択しているはずなのに、これでもダメなのか??やっていけないのか??って、

つまり、
これでダメなら、わたしはきっともうオワリだ

っていう思考が頭の中をぐるぐるしてんだな。

だから、"失敗できないしたくない"という気持ちが前より増しているんだと思う。

ただこれ、ちょっとした前進の変化も影響してると思ってて、

なんとなく、たぶん自分も無理したら週5日行けるだろうなーって思ったりする瞬間がわずかにでもあるからこそ、

自分はなんてワガママな人間なんだって思いが強くなって、余計に疲弊してる。
めんどくせー、自分。笑

でも、無理したらまた前とおんなじじゃん、意味ないじゃん。

実際、平日の中休みの日はほぼ動くことができない。できれば家から出たくない。オワッてらぁ。

人と違う選択と分かっていて自分で決めたはずなのに、みんなと同じじゃなきゃいけないという思考回路に追われ続けている。

パート先で子育てしながら週5日働く女性たちを日々見ていたら、そうなっちゃうよな??ちがうか?

でもよく考えてみれば、みんな他人の人生なんてどーーーでもよくって。

もはや自分が納得できるできないすら、どうでもいいような気もして。

別にいっかな、壊れてても。

そんなふうに思いながら、鼻で笑い飛ばせそうになるときもある。

がらくた人生、上等。

私にとっては宝物みたいなガチャガチャが、ある人にとってはただのがらくた。

そんなこともあるから、なにが本当に"がらくた"なのかは案外分からないかもしれなくて。

ハイブランドのバッグをたくさん持ってる人を見ても自分が羨ましく思わないのと反対の現象が、起きたりすることだってあるかもしれなくて。

全然まとまんないけど、
壊れててもいいです
がらくたでいいです

とりあえずいま、なんだかんだ人間らしく生きてますっていう話。







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ツナエッセイ🥪
平凡な人間ですが、よろしければ応援よろしくお願いします。書いて書いて、生きていきます。