【前編】40代、半歩踏み出してキャリアを作る転職 ~ 社内SEからセキュリティコンサルへ ~ 転職インタビュー⑪
こんにちは~!ジェイマックスリクルートメントの田中です。毎日暑いですね~・・・・冷房に感謝する日々です。皆さんもどうぞご自愛くださいね。
さて、今回は弊社にて以前ご支援した方のインタビュー第11回目です!
今回お話を伺ったのは、事業会社の情報システム部門でご経験を積み、ご活躍をされてきた40代の「Sさん」。情報セキュリティ施策を企画・設計・構築・運用もされながら、課長職としても活躍をされてきた方です。
今後のキャリアを見据え、社内SEからセキュリティコンサルタントへのご転職に成功されました。今回、私が担当する企業様に入社いただいたので、お話を伺えることを楽しみにしていました!
半歩踏み出したご転職。ご転職にいたるまでは、どのような思いがあったのでしょうか。前編では、ご転職前のことやご転職活動時のお気持ちなどお伺いしました。
それでは、どうぞ~!
キャリアが固まる前に
――本日はインタビューを楽しみにしておりました。どうぞよろしくお願いします。
Sさん:よろしくお願いします。
――早速ですが、前職ではどのようなお仕事をされていらっしゃいましたか?
Sさん:はい。前職 A社の仕事と合わせて、前々職 B社の仕事から説明させて頂くと分かりやすいと思いますので、そこからお話させてください。
まず前々職 B社での仕事では、情報システム部隊で社内SEとして働いていました。そこでは入社当時から改革者のような働き方をしていまして、200~300名くらいの企業の中で、古びたITシステムをクラウド環境にアップグレードし、モダンなIT環境を構築したことを評価されて管理職となりました。
ただ、改革がひと段落したタイミングで日本特有の管理職的な動きを求められるようになり、部下のマネジメントや上層部との調整などに7割近い労力を割くようになりました。。
大企業であればそのようなキャリアも良かったかもしれませんが、中小企業の中で、自分のキャリアを1社に費やすことになるので、今後20年間大丈夫なのかと考えて、前職 A社に転職をしました。
――管理職としてキャリアが固まってしまうリスクを感じて、転職に踏み切ったのですね。
Sさん:はい。それで前職 A社に転職の際には、職種は変えずに社内SE、コーポレートITとして新天地で頑張ろうと思っていました。
A社は創業数年というかなり若い会社、スタートアップ企業でしたので、コーポレートITの使い方や、権限の渡し方も固まっていない状態でした。
権限を貰っている訳でもないし、求められる仕事も給与に見合った内容ではないし、困ったな~と悩んでいましたが、けっきょく4ヶ月目に「このままではあかん」と考え、短期離職はまずいのは分かっていますが、再度転職に踏み切ることにしました。
――悩まれたとのことでしたが、転職に踏み切ったきっかけは何かあったのですか?
Sさん:・・・そうですね~、その前職のスタートアップ企業から頂いていた年収が、もし半分だったら「こんなもんか」と考えて転職はしなかったと思います。
ですが、そこそこ良い金額を頂いておりましたので仕事のレベルと、給与が見合っていない。シンプルに言うと「給与が高すぎる」と思っていました。
これでは自分も良いキャリア、経験を積めないし、会社にとっても、自分にとっても不幸になりそうだなと思っていました。そこで踏み切りましたね。
――やりがいというか、働いていてバランスがおかしくなってしまいますよね。
Sさん:はい。今の仕事がちゃんと未来につながっているか、というところが気になってしましたね。
社内SEはコストセンター扱いされる部門でもあるので、例えばもしリストラが発生した場合には、真っ先にリストラ対象になってしまうのではと。
自分の武器になるところを常にブラッシュアップしないと、50代になった時に辛くなるのではという気持ちがあり、ちょっと無理して頑張っているくらいが、丁度良いのではと思っていました。
半歩攻めた転職活動
――それでは、実際に転職活動を始めたときはどんな気持ちでしたか?
Sさん:転職は初めてのことではないですし、書類選考も思ったよりも通っていたので、なんとかなりそうだという思いはありました。
次のキャリアをどう作っていくかという点では、情報システム部門としてはやりつくした感もあったので、半歩くらい攻めてみて、セキュリティ周りを狙ってみたいと考えました。
――次に繋がるキャリア戦略として、セキュリティ領域を考えたのですね。
Sさん:はい。セキュリティは需要もありますし、情報システム部隊はなんでも屋になりがちですが、そのような情報システムの経験を活かしていきたいと以前から考えていました。
――そうだったのですね。そうして転職活動をしてみて、何か気付きはありましたか?
Sさん:そうですね、大手のエージェントさんの場合は、40代の転職が得意ではないと思うことが多かったです。誰でも知っている超大手企業のセキュリティ部門の求人を紹介して頂いたですが、やはりなかなか通らなかったですね(苦笑)
個々人のキャリアに寄り添うというよりも「数打ちゃ当たる」という方針は感じてしまいました。。
そこで御社の小林さんにお世話になったところ、私のキャリアを考えた上で、絞り込んで提案して頂いているなと感じたので、気持ち的に助かりました。
あとは、現実的にもこの求人であれば書類選考が通るだろうなと思ったところはちゃんと通りましたし、そのようなところは大変助かったところです。
――求人を絞り込み、効率的な転職活動のご提案となっていたところが、Sさんのご希望と合っていたのですかね。
Sさん:そうですね。30代前半くらいまでであれば、専門性や経験が少しずれていても、IT分野にいれば受かることもあると思います。
ただ40代になりますと、それが通用せずに「今まで何をしてきて、それをどう活かせるのか?」ということを求められるのは感じていました。
「若い時の転職とは違うんだ」ということは実際に転職をしてみて改めて気づいた点でした。
――そうなんですね。やっぱりけっこう違いましたか?
Sさん:そうですね。実績ベースで話すことが求められますので、そこが一番違う点ですかね。
――なるほど、ありがとうございます。それでは、現職に入社されてからのお話も聞かせてください。
Sさん:そうですね、現職では・・・
さて、気になるところですが、続きは次回!(こちら!)
未来につながるキャリアをつくるために、ご転職に踏み切ったSさん。セキュリティ領域を狙い、見事セキュリティコンサルタントとして企業様からご縁をいただきました。入社してみてどうだったのでしょうか。
後編は、入社後のお話です。次回もお楽しみに~!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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