次期教育振興基本計画について
次期計画のコンセプト
◆2040年以降の社会を見据えた持続可能な社会の創り手の育成
・将来の予測が困難な時代において、未来に向けて自らが社会の創り手となり、 課題解決などを通じて、持続可能な社会を維持・発展させていく
・社会課題の解決を、経済成長と結び付けてイノベーションにつなげる取組や、 一人一人の生産性向上等による、活力ある社会の実現に向けて「人への投資」が必要
・Society5.0で活躍する、主体性、リーダーシップ、創造力、課題発見・解決力、論 理的思考力、表現力、チームワークなどを備えた人材の育成
◆日本社会に根差したウェルビーイング(※)の向上
・多様な個人それぞれの幸せや生きがいを感じるとともに、地域や社会 が幸せや豊かさを感じられるものとなるための教育の在り方
・幸福感、学校や地域でのつながり、利他性、協働性、自己肯定感、自 己実現等が含まれ、協調的要素と獲得的要素を調和的・一体的に育む
・日本発の調和と協調(Balance and Harmony)に基づくウェルビー イングを発信
※身体的・精神的・社会的に良い状態にあること。短期的な幸福のみならず、生きがいや 人生の意義などの将来にわたる持続的な幸福を含む概念。
参考:中央教育審議会教育振興基本計画部会(第14回) 配付資料より