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iPhone App作ってみた(Step1:データ入力方法を調査し、組み込む)

早速、始めましょう。
参考にしたのは、下記の記事にある『Hello, World!』を表示するApp.


タイトルを表示する

Text("報告書入力アプリ")
.font(.largeTitle)


タイトルのセンスについてのコメントはお断りします(笑


日付を入力する

  • ポップアップしたカレンダーから選択する(displayedComponents)

  • 日本式の年月日表示( .environment(\.locale, Locale(identifier: "ja_JP")) )

  • 規定値は、操作している年月日

@State  var selectedDate:Date = Date()
DatePicker("日付",
    selection: $selectedDate,
    displayedComponents: [.date]
    )
        .environment(\.locale, Locale(identifier: "ja_JP"))
        .padding(.horizontal)
特にタップしなければ、入力時点の日付が入力されています。


選択肢を入力する

規定の4つの選択肢から1つを選択する( Picker() )
規定値を設定する( @State private var s_weather:Int = 1 )

let weather = ["晴 (fine)", "曇 (cloud)", "雨 (rain)", "雪 (snow)"]
    @State private var s_weather:Int = 1
HStack {
    Label("天候", systemImage: "1.circle")
    .padding(.trailing)
                        
    Picker(selection: $s_weather, label: Text("天候を選択")) {
        ForEach(0 ..< weather.count, id: \.self) { num in
            Text(self.weather[num])
        }
    }
        .padding(.trailing)

        //Text("選択値:\(s_weather)")

}.padding(.leading)
デフォルトで「曇(Cloud)」が表示されます。
梅雨のせいか、滅多に快晴にはなりません、、、。

定型チェック項目を入力する

OK / NGの2択なので、ボタンのon / offとする( Toggle() )
規定値を設定する( .onAppear{s_pre_auth = true} )

 @State private var s_pre_auth = true
 @State private var pre_auth = ""
HStack {
    Label("事前申請", systemImage: "2.circle")
        .padding(.trailing)
                        
    Toggle(isOn: $s_pre_auth) {
        Text(s_pre_auth ? "済み" : "未達")
        let pre_auth = (s_pre_auth ? "済み" : "未達")

        Text("選択値:\(pre_auth)")
    }
        .padding(.trailing)
        .onAppear{s_pre_auth = true}
}.padding(.leading)
事前申請済みならスイッチオン
事前申請がまだならスイッチオフ


テキスト入力項目を用意する

入力欄内に、何を入力すべきかを表示する( TextField("(所属組織名)", text: $org_n))

    @State private var org_n = ""
    @State private var group_n = ""
    @State private var leader_n = ""
VStack{
    TextField("(所属組織名)", text: $org_n)
        .textFieldStyle(RoundedBorderTextFieldStyle())
        .padding(.top)
                        
    TextField("(グループ名)", text: $group_n)
        .textFieldStyle(RoundedBorderTextFieldStyle())
        .padding(.top)
                        
    TextField("(リーダー名)", text: $leader_n)
        .textFieldStyle(RoundedBorderTextFieldStyle())
        .padding(.top)
}
入力するまでは、そこに入力すべきデータのタイトルが薄く表示されます。
データ入力すると、通常の濃さで表示されます。

※ラベルをつけて、項目名を明示した方が親切なんでしょうが、毎日入力するものなのでいずれ慣れるでしょうし、それよりもスクロールを減らしたいと言う気持ちの方が大きかった。


条件付き入力項目を用意する

上記の定型チェック項目の回答内容に応じて必要となるテキスト入力欄の表示をコントロールする( if !s_reflection {} )

@State private var s_reflection = true
@State private var reflection = ""
HStack {
    Label("前日の反省", systemImage: "4.circle")
        .padding(.trailing)
                        
    Toggle(isOn: $s_reflection) {
        Text(s_reflection ? "無" : "有")
    }.padding(.trailing) .onAppear{s_reflection = true}
}
    .padding(.leading)
                    
if !s_reflection {
    TextField("(前日の反省項目を記入する)", text: $reflection)
        .textFieldStyle(RoundedBorderTextFieldStyle())
        .padding(.trailing)
}
「前日の反省」がなければ、スイッチオンのままです。
「前日の反省」がある場合は、スイッチオフとすることで、記入欄が現れます。

※反省内容は、この報告書を最終確定して提出した時点でクリアすべきかなって思ってます。


複数の選択項目の組み合わせに基づいて意思決定する

発生の可能性 x 結果の重大性 = 対策  ( let risk_1 = ((s_possibility_1) + (s_magnitude_1)) )

意思決定のマトリックス

関連する項目を大枠で囲む ( .border(Color.blue, width: 3) )

@State private var risk_n_1 = ""
@State private var s_possibility_1:Int = 0
@State private var s_magnitude_1:Int = 0
@State private var risk_1:Int = 0
let possibility = ["○ エラー未検出", "🔺稀にエラー発生", "❌頻繁にエラー発生"]
let magnitude = ["○ 軽微", "🔺重大", "❌極めて重大"]
let risk = ["1 対策不要", "2 部門長へ報告", "3 本部長へ報告",
    "4 Topへ報告", "5 対外的公表"]
VStack{
    TextField("どのような危険があるか?(1)", text: $risk_n_1)
        .textFieldStyle(RoundedBorderTextFieldStyle())
        .padding(.top)
                        
    HStack {
        Label("発生可能性 1", systemImage: "5.circle")
            .padding(.trailing)
                            
        Picker(selection: $s_possibility_1, label: Text("可能性")) {
            ForEach(0 ..< possibility.count, id: \.self) { num in
                Text(self.possibility[num])
            }
        }.padding(.trailing)

        //Text("選択値:\(s_possibility_1)")

    }.padding(.leading)
                        
     HStack {
         Label("結果の重大性 1", systemImage: "6.circle")
             .padding(.trailing)
                            
         Picker(selection: $s_magnitude_1, label: Text("重大性")) {
             ForEach(0 ..< magnitude.count, id: \.self) { num in
                 Text(self.magnitude[num])
             }
         }.padding(.trailing)

         //Text("選択値:\(s_magnitude_1)")

     }.padding(.leading)
                        
     let risk_1 = ((s_possibility_1) + (s_magnitude_1))
                        
     Text(self.risk[(risk_1)])
         .padding([.leading, .bottom])

     //Text("選択値:\(risk_1)")
                        
}.border(Color.blue, width: 3)

対策不要のパターン

初期画面、「対策不要」です。


部門長へ報告するパターン

「エラー未検出」でも、結果の重大性が高ければ、部門長へ結果を報告します。
結果の重大性は軽微ですが、発生の可能性が1ランク上がり、「部門長へ報告」となりました。


本部長へ報告のパターン

エラー未検出でも、極めて重大な結果の可能性がある件は本部長へ報告。
結果の重大性が高ければ、発生の可能性が低くても報告。
結果の重大性は軽微でも発生の可能性が高いので、「本部長へ報告」とエスカレート。


Topへ報告するパターン

極めて重大な結果をもたらす場合は、頻度が稀でも結果を報告します。
結果の重要性が「重大」と評価されたため、「Topへ報告」とエスカレート。


対外的公表を余儀なくされるパターン

発生の可能性が高く、結果の重大性が最高レベルと評価されたため、「対外的公表」という結果に。


一旦休憩

Web情報を参考にしながら、ここまで辿り着きました。
実機に転送して動かしてみたら、いかにもiPhone Appって感じでいい気分。

しかしながら、越えなければならない壁が見えてきました。

  • 入力項目数が多くなると、もうこれ以上追加できないという制限があるみたい。いくつかのVStack{}のかたまりをGroup{} で囲むと解決すると言う記事を見つけたけど、それでも限界があるみたい。一つのviewに項目を詰め込みすぎたかもしれないので、次のステップでは複数のシートに分割してみることにする。

  • 変数のスコープがまだしっくりこない。$付きって、私の大の苦手のポインタ的なやつ?

  • 見よう見まねでコーディングしているので、これが正解だとはとても言える状態ではありません。諸兄姉のアドバイスは大歓迎です。

(次回の更新は未定)



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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Akio van der Meer
これまでの収益は全て、それを必要としておられる方々へ、支援機関を通して寄付させていただきました。この活動は今後も継続したいと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。