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旧楠森堂製茶場
福岡県うきは市
1923(大正12)年築 木造 和瓦葺き
2012/10/02 補強応急処置
2020/12/03 屋根の大規模な倒壊により解体。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46047259/picture_pc_e121eec3f8d38fe3a4b597db6d4e3c5f.jpg?width=1200)
2012/10/02
倒壊を防ぐための補強応急処置を施す。
歴史的にも保存の意義があるこの建物が、倒壊しては取り返しがつかないので、再利用が決まるまでの応急処置を、知り合いの工務店とその仲間に呼び掛けて、完璧では無いが最も危険な部分だけでもと対処する。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46047284/picture_pc_70eb98be79c108a61aef363bc0f41b34.jpg?width=1200)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46047304/picture_pc_a69ee046f32f150ed8d11895581ef547.jpg?width=1200)
メモ
産業遺産として歴史的にも残す意義があっても、諸般の事情(主に経済的な)で解体せざるを得ない建物が無数にある。
オーナーの心中を察しつつ、いつものことながら、耐えがたい虚しさだけが残る。
2020/12/03
屋根の大規模な倒壊により解体。
応急処置から数年、再利用の検討が進まず放置状態だったこともあり、台風がきっかけで致命な倒壊が発生し、ついに解体という選択になってしまう。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46047412/picture_pc_7c28a98dab928cdda41a2edb9b4c3550.jpg?width=1200)
つづく