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借金返済が完了したはなし(※一部フィクションあり)

はじめに

20歳のわたしは美容専門学校を卒業して東京に上京してきた。
初めての社会人。世界一の美容師になってやると思いやる気に満ち溢れていた。
お店の先輩も優しくて当たりの就職先だった。
入社して間もなく歓迎会をコロナ禍ということもありお店でやっていただいた。
めちゃくちゃ楽しかったし、今でもあのサロンでの思い出として忘れない。
特に女性スタイリストのしおり先輩と意気投合しお店での歓迎会が
終わった後2人で2件目居酒屋に行き3件目で先輩行きつけのホストに
初めて連れてっていただいた。
東京での初めての夜遊びは全てキラキラ見えた。
ここで初めてホストに行ったことが後にわたしの人生を大きく狂わせた。

キラキラな東京タワー

先輩と連日ホスト通い

しおり先輩の奢りで週1回ホストに通い続けて遊びまくった。
しおり先輩はいつも奢ってくれて優しかった。
でも、今思うと美容師のスタイリストがそんな稼いでるわけもない、、、
しおり先輩は今話題の売掛をしまくっていたのだ。
先輩の担当がオラオラ営業で後から聞いた話だが、
わたしとお店に通って遊んでた頃約900万くらい売掛が膨らんでたらしい。
新卒1年目の夏そのしおり先輩は結果お店をやめてその後連絡がとれなくなってしまった。
おそらく綺麗な先輩だったから今はキャバクラか◯俗で働いてると思う。
わたしもしおり先輩を反面教師としていればと今でも思う。
わたしはその頃には完全にホストにハマってしまったのだ。

1人でのホスト通い

ここからはあっという間に崩壊の道まっしぐら。
1人暮らしの寂しさを埋めるために彼氏も作らず連日ホスト通い。
担当は、わたしが上京したてでお給料が低いのも知っていたから
無理にドリンクも勧めてこなかった。
ただ、それも最初だけでわたしも我慢できずだんだんドリンク
シャンパンを開けるようになってしまった。
お金も苦しくなり学生時代アルバイトで貯めた貯金、
クレジットカード全て使ってしまった。
その頃には、担当との信頼関係もできていたため売掛を使ってしまった。
気づいた頃には約500万くらい借金を背負うことになってしまった。
ここからはお金を集めるためにプロミス、アコム、クレジットカードを3社滞納。
完全に沼にハマった。
お金も底をつき担当に会いにいくこともできなくなった。
ここで人生最大のミスに気づけたのだ。

毎日歌舞伎町楽しかった

残った借金をひたすら返済する日々

ここからはひたすら借金を返済する日々。
しかし、美容師の初任給なんてたかがしれている。
手取り19万くらいだ。
こんな給料では何十年かかっても借金から抜け出せない。
やばいと思い夜のバイトを始めた。
J○リフレだ。おじさんのマッサージをするだけと聞いていたが、
実際は違った。
ホテルに派遣されいろいろお客さんにされてしまった。
その代わりお金はもらえた。
ただ、だんだん精神的にキツくなりリフレはやめて
今度はメン◯エステで勤務を始めた。
結局メン◯エステでも同じような状態になってしまった。
その頃には、お金をもらえるのが当たり前の状態になり美容師の安い給料では
満足しなくなってしまった。
美容師を辞めメン◯エステ一本で働くことにした。
しかし、昼間はメン◯エステもあまり稼げず結局稼げる風◯で働くことになった。
その頃には、借金も半分減りようやく完済へのゴールが見えてきた。

◯俗卒業〜キャバ嬢へ

借金もゴールが見えてきて美容系の仕事が諦められないわたしは、昼職もしつつ
夜はキャバクラで働くことにした。
美容系の仕事もキャバクラも意外とすんなり決まった。
お酒が好きだから、掛け持ちは全く苦にならなかった。
むちゃくちゃ天職だと思っている。ただ、顔も可愛くないし、ぱいもないから人並みくらいにしか稼げないし色恋もできない。
お客さんと美味しいものを食べて美味しい酒飲めて頑張った分だけ稼げるまさに最高だ。
この頃には借金は残り150万くらいだ。
それに将来の夢もできた。自分で美容サロンを経営したい。プレイヤーでは美容師になれなかったけどいつか自分の店を持ちたいと野望が出てきた。
ここからは約2ヶ月で完済からプラスに持っていった。
ここからはごめんなさい。
見てくれた方にはリスクをとってほしくないから一部有料にします。
それでも見たい方は進んでください。

シャンパン美味しいよね

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