防弾少年団とAsian Hateについて。
racism問題。
日本にいると当事者意識を持ちづらいが、
一歩外に出るとアジア人として煙たがられる現実はそこらじゅうにあって。
移民国家といわれるカナダに在住していた時でさえ、その悲しい現実は日常に転がっていた。
私は何も言えなかった。
もちろん腹立たしい。
が、それ以上に怖かった。身の危険を感じた時もあった。
そして同じくらい悲しかったのは、その場にいた誰も助けてくれなかったことだ。
ただ、その場で声を上げることは簡単ではない。
下手に声をかけても逆上され、攻撃される可能性もある。
自分も周りにいる大勢の中の1人だったら。
色々と思うことはあれど、きっとその場では行動できないだろう。
「教養のない可哀想な人。気にしない気にしない」
そう心の中で思って過ごすようにしていた。
だが、私達の愛する7人はどうだろうか。
公に人種差別に対してNoと言っており、
ましてや世界中で大成功を収めている彼らに対して、racist達は面白くないという感情を少なからず抱いているはず。
攻撃してやろう、という過激な思想を持つ者も中にはいるはずだ。
きっと、彼らのことだから
「ARMYには綺麗なものだけ見ててほしい」
といったような願いを持ち、数々の辛い思いや危険な経験を隠して私達に勇気や希望を与えながら微笑みかけてくれているのではないだろうか。
護衛や警備がついているとはいえ、
そういった看板を背負って日々を生きている彼らに対しての容赦ない言葉の暴力。
それに対して
「気にしない、気にしない」
とは思えなかった。
許せない。許してはいけない。
正直、どれだけこちらがNoと言ってもracist達の考えが変わるとは思っていない。
どんなに歪んでいようと彼らには彼らの信念があり、それを基に今まで生きてきたのだろう。
しかしながら、もし私達1人ひとりが声をあげていけば。
haterの周りの中立的立場にいて、笑えないジョークになんとなく場の雰囲気で笑っている人々の意識を変えられる可能性があるのではなかろうか。
そして何より、
重すぎる程の看板を背負った愛する7人に
「私達も一緒に戦うよ」
という意志を伝えられるのではなかろうか。
Got ARMY right behind us when we say so
Speak Up.