芥川賞候補作『それは誠』が“この世で最も親密な関係”を描いていた
標題の通りです。
乗代雄介さん『それは誠』を読んでついつい巨大な感情を抱いたので、約2年半ぶりにnoteを更新しています。
感想を書く前に私は決して読書家ではなく、他人よりも小説を読んでこなかった方だと思っています。
本作が影響を受けたとされるサリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』や、庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』も未読です(一応、スティーヴン・キング『スタンド・バイ・ミー』の日本語訳の原作と映画は読了/鑑賞済みです)。
なので、この記事は読書家による書評でも読書ガイドでも