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断章 時の道はずれ1~「何者」~

はじめに

突然の投稿に驚いたかもしれない。このコラムは、「バボ日記」というブログの運営人「タツミ」が読んだ本の感想を自由気ままに書き綴っていく場所です。

いわば、アウトプットの場というやつです。
結構自分の思いをつらつらと書いているので、多少読みにくい部分や理解しにくい部分があるとは思いますが、まあ、気ままに読んで欲しいです。

もし、何か感想や意見、違った価値観の提供などをしてくれると嬉しいです。。むしろそうしてくれると、今後のモチベーションも上がるし、この場を設けた意味もあるでしょう。

さて、話が長くなってしまいました。

第1回目は『「何者」朝井リョウ』をお送りします。
直木賞を受賞した作品でもあるので、読了した人も多くいるでしょう。

感想

自分も過去に、「分析者」を名乗って、他の人の行動を見て「なんでこんなこともしないんだろう?」とか、「この人将来大丈夫かな」などと、嘲笑にも似た思いを抱えていた。そんな自分に満足していました。

しかし、よく考えてみたら、その時の俺は、最低限のことしかしていなかった。自分だってレールに乗った人生を歩んでいるくせに、自分だけが特別かのように思っていました。


SNSのビジネスアカウントを作ったのももおそらくそんな自分を「正当化」したいという気持ちがあったのでしょう。


自分が「何者」かを見るのは怖い。自分の弱さがさらけ出されてしまうから。それを隠すためなら人はどんな手でも使う。でも、そこに向き合えないと一生変われないまま。私たちは自分の弱さをいつか、見て、受け入れていかなければならないんだ。この本を読んで今更ながらそれを思いしらされました。


最近は新しい自分もわかり、それをどう受け入れて長所を生かして行こうか考え始めています。他人の人生を生きるのではなく、あくまで「自分」であり続けるために、これからも本音で生きていきたいです。

この本は、就活を控えた学生はもちろん、社会人やフリーランスの人にもおすすめです。

忙しい毎日で、なかなか「自分」について考える機会は少ない。なので、改めて自分の中の「自分」が「何者」かを考えるいいきっかけになるでしょう。

そんな感じで今日はここまで。
だんだんと発信量も増えていきたいと思いつつ、筆を置くことにします。


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語り屋タツミ
皆さんのお気持ちを、こっそり置いていっていただければ。小さな幸せ、これからも皆さんに与えます。

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