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ホテルサービス その36 - ウエイターチャージ -

ホテルレストランでは料理をテーブルまで運ぶサービスマンと言う仕事があります。

馴染み深い言葉だとウェイターorギャルソン🙍‍♂️

その仕事の深さは世間ではあまり認知されてなく『単純作業』だと思われている日本。

本来、彼等の使命は料理人が丹精込めて作成した一品を完全なる形と温度を保ちテーブルへ運び提供する難易度はかなり高い仕事。

中性ヨーロッパでは、王👑に仕える者にだけ与えられた仕事として敬愛されていました。

なので意外に難しい所作が必要なサービスは誰でも彼でも簡単に出来るものではありません。

その様な背景からもわかる様に質を上げるにはウェイターチャージを頂くホテルがあります。

特に婚礼で採用されるチャージは、サービスマン1名につき◯千円を加算するものです。

その昔し私自身もゲストへ提案を行い取り入れてくださった経緯もございます。

宴席では参加人数の卓割りに対するサービスマン配置はベーシックな方程式がある√γπθπ…

それを基に極力人件費がかからない人数を割り出し現場へ当て込んで行くのですが。。

答え通りの人数をそのまま当て込むと、ホテル自慢のサービスが提供できない事になりかねなくなり顧客満足度は極端に下がって行きます。

そこで❗️ホテルの真髄を発揮するのに必要最適な人数を提示するためにウェイターチャージがあるのです。

それに近い発想?
あるいは継承している?
と思われるのがサービス料15%を頂くホテル。

ただ一律15%には問題も多く潜んでおり、TIP制度がない日本で戦う外資系ホテルの戦略として導入されたと考えられます。

もちろん15%以上のクオリティーはあって当然!それが高ければ高いほど良いのは当たり前。

サービスは料理の価格や部屋の料金に付随している「オマケ」ではありません。

サービスは歴然としたビジネスである。
そしてビジネスはホスピタリティで成り立つ。

日本人は金の事を露骨に話さない民族だから世界認識からズレている事は念頭に置いて!

サービスの沙汰も金次第!と言うことですね。

次回はホテルは美術館について…
書いてまいります✍️

HOTEL DIRECTOR

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