ホテルサービス その74 - COMP -
コンプとはコンプリメンタリーの略語であってホテル業界で使われる用語である。
意味として!
特定の利用客に対し無料で接遇すること。
通常コンプと呼ぶが実の意味は二つある。
コンプレイン(苦情)時の略語コンプ。
未だにクレームと呼ぶ所はまだある悲しさ😭
苦情のコンプレインに対し請求のクレームは最終手段であり聞きたくない言葉のひとつ。
それよりも本来の正しい意味合いホテルでは初期段階でコンプレインと言うのである。
もちろん、請求、要求がある場合はクレームと言葉を変えさらに深刻に対応するのです。
なので〜本来の意味として…
①上客や接待客へ対する心遣いを形にしたコンプリメンタリー(無料招待)
②様々なゲストのコンプレイン(苦情)に対してのコンプリメンタリー(謝罪品)
2つの意味を持つ事はおわかりかと思います。
例えばの話ホテルディナー券を頂いた場合。
第三者より決済は終わっているため授与側のチケットはコンプリメンタリー(招待)となる。
この場合は授与側の心理としてコンプ(招待)は上質な良いものが出てくると期待する。
しかし意に反した店舗だとコンプ(タダ)だから適当な応対を指示する場所もあるらしい。
これは内部のコンプリメンタリーに対する認識のズレが起こす危険な応対であります!
ゲストディナー券は金券では無いが収入であり売上は立つもので金銭と同等の扱いは然り。
従いコンプリメンタリーの食事はホテル側の心遣いも含まれているため役目は重いのです。
それゆえ、誠にうまい料理を出すべきであると共に極上なサービスの提供は必須なのです。
ゲストは美食に巡り合うことで提供より選ばれたホテルに敬意を持ち始める。。。
そうなれば、新規客とホテルの関係が縮まり新たなるビジネス展開が加速すると云うもの。
SNSの口コミは信用出来ませんが実体験に基づくリアルな「口コミ」ほど信用波及が高い。
話の展開が飛びすぎたので…纏めると!
コンプレイン客には最新の注意を払うホテルが真に良いホテルであり繁栄の鍵でもあります。
次回は頂点業界について…
書いてまいります✍️
HOTEL DIRECTOR