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ホテルサービス その112 - カレールーと牛脂の関係 -

前回は添加物なしの本格ホテルカレーについて書き込みましたので続篇を。。。

近年は日本のカレールーに代表されるトロトロカレーから本格的なサラサラカレーに移りつつありファン層は増え続けています。

と言うことで…和食のキング家庭で使う市販のカレールーについて。

そもそも日本のカレールーとは?

『カレー味の動物性油脂の塊』でありまして市販のカレールーを詳しく説明するとこの様な脂の塊物が浮かび上がってきます。

市販のカレールーには小麦粉が繋ぎに入れられているため結果的に炭水化物と炭水化物の図式は同じであり意識せずに食べ肥満の元となる。

だから…たこ焼きとご飯はあり得ない!
と豪語されることもなくなりますね。

さらに味を左右する牛脂について!

本格的なお店だと使用する肉類以外にあえてプラス牛脂だけを添加する事はありません。

ところが市販のルーは…
ほんの僅かな肉類を誤魔化すために牛脂だけを大量に添加して味を調整しています。

〜・人間は脂身に美味しさを感じる動物であることを利用するように ・〜

この牛脂は和牛、輸入牛と旨味は飼料の違いが直に味と関わるデリケートな食材です。

比較すると和牛脂のエサは米糠使用のため融点低く消化は良くなり健康にも良い。

ところが輸入牛はコーン🌽や穀物エサを豊富に与えられて育つため脂の融点が高く消化は悪くなり体内に脂はたくさん残ります。

それが歳と共に内臓脂肪として蓄積される訳。

しかも正確な産地がわからない牛脂のためどこの牛なのか?どの様に育ったのか?謎の脂。

考えると怖さが襲って来ますよね。

生肉店で無料でいただける牛脂もあります。

これは和牛脂を溶かし固め成形したもので融点低く質もまま悪くありません。

ところがこの質の良い牛脂を使った加工品
『牛脂インジェクション』
と書かれた硬い輸入牛の赤身に和牛脂を注射で打ち込んだヤバイ食品もある。

まぁ和牛脂は味を数段美味くする力が絶大と言うことなんでしょうね。

話は戻り『カレー味の動物性油脂の塊』

産地、精製法、どこの物なのかトレサビリティーできない恐怖の脂に疑問を持ちましょう。

家庭でカレーを作るには市販ルーを入れドロドロにしなくてもスープ状カレーで上出来です。

お勧めはトマトにカレー粉と好みの食材を煮込めばよろしいのです。

すると冷めても脂のプルプルはありません。

歳を重ねたせいなのか市販のカレールーが冷えた時のプルプルが苦手です。

そんなことよりも我が身に付いた内臓脂肪を落とし華麗に過ごしたいですね。

私の家の近くにもネパールカレー、スリランカカレーと本物が増えています。

流石に右手だけでは食べ方が難しいですが美味しさや身体に良いのは言うまでもないですね。

次回は焼きたてホテルクッキーについて…
書いてまいります✍️

HOTEL DIRECTOR

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