ホテルサービス その142 - ゲストは目の前 -
どんな業種においても新人の時に仕事を進める上で先輩の目は気になるものです。
稀にあたった先輩の教えが上手い場合は問題無いが正直多くの良い指導者には巡り会えない。
世間で良くあるタイプの指導者の特徴は…
自分の受けてきた指導法やこれまで歩んで来た主観的道の正当化による強制指導が強い。
まぁ良い効果があれば申し分ないのだが気付かず行うパワハラ含みも横行しています。
今まで自身受けた恨みを晴らす様に後輩へ向け行き過ぎた指導を行う先人は困ったもんだ。
一つの悪い例として接客のシーンで見れる。
トレイニー(研修者)がトレイナー(指導者)の目ばかり気にしてお客さんを見ていないケースに出会う事がある。
これが『後ろを見たサービス』と言われる主観的で厄介な事実であります。
トレイニーはトレイナーに教えられた事が正しいと思う事を求め反論は出来ず。
だから!
少なくとも向上出来る『嬉しさ』
心から言われたくない『嫌悪感』
この2つが同時に発生する。
トレイナーからすればトレイニーは何時までも後輩であり弟子の観点が強く自然と上下関係が出来るのは致し方無いかも知れない。
確かにその分野ではトレイナーとして君臨していようとも他分野ではトレイニーになり得る。
それを念頭に置き謙虚に実施しているトレイナーが一番良い指導者と言えるのです。
『上司も部下もお得意様』
『明日は我が身』
『一生勉強』
そんなことより大事なものは何だの観点!
それを常に意識していれば『ゲストは目の前に居る』に気付くでしょう👨👩👧
後ろの正面だ~れ~だ♫
童謡から気付くホテルサービス。
ゲストの気配を感じ良さを提供できるスタッフを有した快適なホテル探してみませんか。
次回は和魂について…
書いてまいります✍️
HOTEL DIRECTOR
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