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【ヨガ哲学】はだかの自分に満足できる?家、友達、家族も失っても幸せでいれる?

(過去のInstagram投稿から引用)

毎週土曜日やっている無料ヨガ哲学サットサンガ、
今日のテーマはSantosha (足るを知る、今に満足する)。

By @onlineyogaashram
@zuddhalotusyoga

すっごくよかった。

ヨガ哲学の、ヤマ(外の世界との関わり方)・ニヤマ(内面で努めること)のうちの、ニヤマの2番目がサントーシャ。

これは、小さな意味では、

自分の持ち物、例えば洋服や、車、家などといった物質的なものに対して「足るを知る」ことも含まれるし、

(今私たちは地球2.5個分の資源を消費しながら暮らしてると言われているよね。)

大きな意味においては、

自分の運命、あなたという魂に最初から用意された唯一無二の道に対して、

「完全にsurrender (降参する、ひれ伏す、受け入れる)する」、という意味でもある。

印象的だったのは、
宇宙飛行士になれる知能と才能とキャパシティがある人もいれば、ない人もいる。

有名なモデルになれる骨格、パーツ、才能とキャパシティがある人もいれば、ない人もいる。

つまり、持って生まれた自分の構成要素をきちんと知り、受け入れ、その道でベストを尽くすのが、サントーシャを実践するということでもある。

逆に、自分に用意されていない道に憧れ、夢を見て、妄想し続けることは、

「今」、自分の人生を生きるべき時間を無駄にしているということ。 

♢ My story を話すと…

小学生のころは、二重じゃないと「かわいい」と言ってもらえないんじゃないだろうかと不安になり、大きくなったらプチ整形をしようと思ったことが何度もあった。

中学生のころは、ストレートヘアーじゃないとキマらないんじゃないかと、高いお金を親に払ってもらってまでして縮毛矯正をかけていた。

高校生のころは、もっと胸が大きくないと女性らしく見えないのではないかと、パッド入りのブラをつけたりしていた。

これらはすべて、雑誌やTVなどのメディアがつくり出す「消費活動を促すための美の価値観」に自分を当てはめ、持って生まれた身体や運命を受け入れることができないことから生まれる悩みだよね。

ま、ティーンあるある。

でも、そうやって「見せかけ」にエネルギーを注ぐことに、こころの根底で違和感はあったのと、海外に出たことで自分の個性を受け入れることができて、そのうち、いじらないありのままの自分が一番美しいと思えるようになっていった。

そうなるには沢山の意識的なunconditioning (外側から植え付けられた価値観をほどいていく) のプロセスが必要だったけどね。

身の回りを見渡せば、「シミを取りなさい」「脱毛しなさい」「毛穴を隠しなさい」「目を大きく」「最新の流行りはコレ」と、経済を回していくためにメディアがひっきりなしに発信するメッセージに囲まれた中に生きながらそれを意識にいれないのは至難の業。



もちろん外側を飾り付けることは一つの娯楽として楽しんだらいいけど、

すべての外側の要素をはぎとったとき、

飾りのない、はだかの自分に
満足できるだろうか。

自分の本質を愛を持って見つめられるだろうか。

(これについては、アイデンティティ探求のために坊主にした当時29歳
@rikanacho の投稿がとても面白いので読んでみてね。)

もし今じぶんが所有しているすべてのモノ、家、友人、パートナー、家族との関係性を失ったとしても、

幸せを感じられるだろうか。

これに対して瞑想してねと師匠は言った。

つまり、
いつも、外側のものや行動で
自分を満たそうとしていないか?

この世界には実は、

何にも頼る必要のない、
永続的であり、
無限の至福というのが存在していて、

その至福の源とつながる練習、

これが、ヨガの本質である。



というのが今日の学び。

以上、サントーシャでした。

他にもいろいろいいこと言ってたけど
通訳しながらだと脳の記憶の部分をあまり使えず、なかなかすぐに思い出せない。笑 

オンラインコースのメンバーは、アーカイブあるんで聞いてみてね。(2022/7/30回)

Beautiful illustration by @noharanda 🎨

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