高校生・孫息子の「合唱コンクール」♬
孫息子は、今年4月、高校3年生になった。
その1ヶ月前、高校2年生の3学期、学校の「合唱コンクール」が開催され、長女(孫息子のママ)と一緒に出掛けた。
3月の中旬に行われた「合唱コンクール」は、既に「高3の生徒」は卒業していて、中高合わせて、5学年の参加で行われた。
高齢の母と生活を送る私にとって、久しぶりに「中高校生たち」に囲まれると、その「エネルギー」に、圧倒される。
身体だけは大きいけど、じゃれ合っている男子生徒を見ていると、なんだか微笑ましく、ホント!元気なんだな~と思う。
そして、何よりも彼らの「歌声」から流れる「純粋な波動」に、この日、心が震えた。
2年前、母親(私の娘)の母校である「中高一貫の女子校」が、「共学化」さた。孫息子は、その「高校」に入学した。
だから、学年によって男女比が違う。
そしてこの時、中学3生は、最後の「女子クラス」の学年だった。
次年度、この学年が、高校になると、「男子生徒」が、入ってくる。
母親として、さんざんお世話になった「娘の母校」から、「女子校」だった痕跡が、完全になくなることが、少し寂しい。
「お試し」のように始まった孫息子の学年は、「共学クラス」といっても、約30名中、男子が3人しかいない。だから、「男女混声」だけれど、バランスを保つためか、「三部」ではなく、「二部合唱」で歌っていた。
「課題曲」の「指揮」は、孫息子と「同じ中学校」から、この学校に入学した女の子が、担当だった。
孫息子は、彼女を「相棒」と呼んでいる。
入学式の日、校門で、「お~い、相棒、よろしくね~!」と孫息子が、声を掛けていた子だ。
「課題曲」を歌い終わり、「自由曲」になると、「指揮者交代」で、その女の子は、孫息子の隣に、サッと入り込み、一緒に「アルトパート」を歌っていた。
「不愛想な表情」の孫息子の横で歌う、その女の子の「晴れやかな表情」が、さわやかで、とても印象的だった。
【高校の課題曲】「リベラ・彼方の光」
【自由曲】「あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ」
休憩時間、会場で私を見つけた孫息子が、
「ばあば、あげる~」と言って
練習で、さんざん使って、ビリビリ、クシャクシャになった「合唱曲の楽譜」を渡してきた。
孫息子が、中学生の時、
「中学を卒業して、使わなくなったら、音楽の教科書は、ばあばに頂戴ね!」
そう言って、孫息子が中学を卒業した時、「音楽の教科書」と、授業で使っていた「合唱曲集」を貰ったのだ。
そんなことがあって、私が、「楽譜」を欲しがっていることを憶えていて、くれたのかも~
ピアノの「伴奏譜」がちゃんと掲載されている「楽譜」って、私にとって貴重なのだ。
2年前、中学3年生の時、校内の「合唱コンクール」では、1位をとれなかったことを、ちょっと残念そうにしていたことを思い出す。
でも、今回は、孫息子のクラスは、なんと!最優秀賞だった!
こうやって、「孫息子の高校生活」の思い出が、「ばあば」の私にとっても、また一つ思い出になっていく。
有難いな~(^^♪