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週末旅をお勧め(57回目):一泊二日で桜前線を追いかけ函館で花見

57回目の投稿は函館です。この年は桜前線のスタート地点?の那覇にお花見旅行をし、前線の終わりに近い北海道でお花見をしようと計画しました

【1】今回の旅の目的

函館には過去4回旅行で来ていてだいたいのところは回っているが、GoogleMapなどを見るとまだ行っていない場所やもう一度見てみたい場所がある事と、函館の五稜郭の桜は例年だと4月末からGWにかけてだがこの年はどこも桜の開花が早いのでもしかして見られるかと4月の下旬に計画して散策を行った

【2】函館への旅の計画(移動・宿)

今回の旅では往復の飛行機と一泊の宿泊はダイナミックパッケージで予約
移動:羽田⇔函館の航空券はJALダイナミックパッケージで予約
移動:公共交通機関を利用する
宿泊:函館のホテルをダイナミックパッケージで予約

【3】おおよそのルート

1日目:羽田空港(07:35)→JAL585→(08:55)函館空港→市内散策→函館(泊)
2日目:函館→市内散策→函館空港(19:45)→JAL588→(21:20)羽田空港

【4】函館旅行の写真レポート

(1)1日目の行程

朝7時台の便なので空港についてJALラウンジで飛行機を見ながらの朝食。ちょうど香港エキスプレスの特別塗装機が離陸に向けて移動していたので撮影

朝食を食べ終わって搭乗口に移動したらまだまだ登場時刻の案内が出ていなかった。遅れるのかな?

機内に乗り込み動画の撮影準備をする。ドアクローズしてから隣のスポットがプッシュバックを先にしたのでプッシュバックまでかなり時間がかかる。その様子を含めて離陸動画を撮影

離陸してしばらくすると中川や松戸のあたりが見えてきた

今回のフライトではK席を確保したので日の当たる側なので窓の反射や雲が多く地上風景がうまく撮影できなかったが、下北半島から津軽海峡に出る直前に半島の北側の海岸線が雲の間から見えてきました

津軽海峡を渡り北海道に近づいたところで左ターンをすると亀田半島の海岸線が見えてきました。一番手前に見えるのは目浦岬のようです

函館空港のRWY30に正対してまっすぐに降下して行きます。毛無山の近くの山々が見えていますが、春の始まりなので茶色が多いですね。濃い緑は人工的に植林された常緑樹のスギ林のようです

高度がかなり下がり着陸直前になると平地部が広がり農地が見えてきます

函館空港に着陸しエプロンに入る所でAIR DOのロコンジェットが駐機しているのが見えました。K席で反対側になりそうなので降機後のボーディングブリッジあたりで撮影したいですね

この函館空港に着陸するときも動画を撮影

函館空港のスポットに到着です。やはりロコンジェットは反対サイドでした

バス時刻の関係で最初は函館空港から歩いてトラピスチヌ修道院に行きます。その後にバスで移動する予定で空港案内所でバス&路面電車の2日間フリー切符を購入しようとしたのですが、今までのものは売ってなくスマホ版のみで購入もVISAかMASTERカードでしか決済できないという最悪の変更でした

函館空港のターミナルビルは撮影していますが、この看板は始めてでした

空港からは歩いてトラピスチヌ修道院に行きますが途中は函館市民の森を抜けて行きます。そこには沢山の桜の木があり咲き始めの桜が見られました。五稜郭の桜がこれより咲いていると良いのですが

函館市民の森は大きく南北に分かれその中央の東西に道路が走っていて、その東側にトラピスチヌ修道院があります。この写真は市民の森のメインとなる施設がある場所の看板と桜です

先ほどの場所の東に修道院の正門があります

修道院のメインの建物でレンガ造りの大きな建物です。いまも修道女が生活する場所であり、この外側の庭までした入る事が出来ません

トラピスチヌ修道院は小高い丘の上にあり海の方を見る事が出来ます。手前のとんがり帽子の建物は「旅人の聖堂」という建物で旅行者のキリスト教徒がお祈りをする場所のようです。海の向こうに見えるのが立待岬です

函館市民の森の北側には高龍寺があり有名な達磨大使の像があります。期待させるように撮影した写真ですが少し見えていますね

独特の色彩の大きな達磨大使像で個人が独力で作り高龍寺に寄贈したものです。その方の銅像も横に立っています。色が独特で表情はどことなく錦鯉の長谷川さんに似ている気がします

高龍寺の達磨大使を見た後にバス停に向かって歩いている時に上湯川稲荷神社がありました

石段の手前には左右一対のお狐さまがいましたが、石段を上がった先の拝殿には狛犬がいました

バスに乗って五稜郭まで来ました。桜もかなり咲いているようですが霧のような雨を感じたので最初に五稜郭タワーに登り五稜郭を撮影しました。旅行用に24mm-200mmのレンズを持ってきたのですが全部は入らず12mmの広角レンズを持ってこなかったのが残念で数枚の写真を繋げました。五稜郭は星形のお城でその中にも外側にも桜がいっぱいで例年ならGW頃ですが温暖化の影響なのか今年は早く咲いていてラッキーでした。角度の関係で一番左に映り込みがあり残念です

五稜郭とは反対の市街地と函館山方面を撮影したものです。曇り空で写真も映えないのですが事前の予報が雨だったのが曇りに変わり傘を差さなくてよいのでまぁ良しとしましょう

五稜郭タワーからは函館空港も良く見えます。駐機スポットにはANAの機材が、滑走路には着陸してきたHACのATRが見えます

五稜郭タワーを降りて五稜郭を散策します。いちばん咲いていたのがこの枝垂れ桜で花の色も濃くてとても綺麗でした

五稜郭の西側の土塁からお堀を撮影したもので左右にあるソメイヨシノが咲いているのが見えました

五稜郭の真ん中にある建物で幕末に作られた函館奉行所の建物です。明治時代に一度解体されましたが、のちに復元されたものです。有料で中に入る事も出来ますが前に見学しているので今回は外側の写真だけ撮影しました

五稜郭を観光して昼食のために駅前に向かいます。この写真で見えている白い建物が今晩の宿で夕方にホテルにチェックインした後にもう一度五稜郭を散策するので早めに移動です

函館駅の近くの公園にある像で、函館市電では松風町で降りた方が近いので松風町で下車して歩いていきました。私が生まれた1958年に覆面のヒーローとして誕生した月光仮面で原作者が函館出身なので、ここに像が建てられています

いまも朝市があるのですが函館朝市ひろばの所には「発祥の地の碑」が立っています

1日目の昼食は函館朝市での海鮮丼です。JALのダイナミックパッケージのオプションでこのお店の3種の海鮮丼が800円でした

800円のクーポンの海鮮丼は幾つかの具材から3種類を選ぶもので、カニ&イクラ&ホタテにしました。小さいですがイカ刺しもついていました。3種の海鮮丼のお店メニューはウニも選べるのですがJALのクーポンではウニは対象外でしたが、まぁ800円なので

昼食後は函館市電に乗って十字街で降り坂本龍馬像を見に来ましたが、移転されていますとの看板だけでした。残念

十字街の電停から少し入った所にある電信柱は日本最古のコンクリート製電柱という事で撮影に来ました。見慣れた丸いコンクリート正でなく四角いもので2本があり現役で使われていました

十字街から市電に乗って終点の「函館どつく前」まで来ました。ここから歩いて散策の予定です

函館戦争の時に旧幕府軍側の新選組がこの近くの弁天台場の守備にあたっていて政府軍に降伏した場所で石碑がありました

函館どつく前から散策する目的の一つはこの高龍寺で、普通のお寺では見られないレンガ造りの防火壁があります。函館は昔から火災が多く明治時代に作られた防火壁だという事です

国の登録有形文化財に指定されている山門で明治時代に作られた物だそうです。北海道自体が明治になってから開拓が進んだので、その頃に作られたという事は北海道でも古い方になります

総ケヤキづくりの本堂も国の登録有形文化財に指定されていて、とても立派なものです。参道に軽自動車が堂々と駐車していて興覚めです(近くに駐車場がありガラガラなのに)

函館は早くから貿易港として外国人に門戸を開いたので横浜と同じように外国人墓地があります。横浜の外国人墓地の近くで生まれ育ったので、函館でも来てみました。中国人墓地は函館中華山荘と右側の柱に書かれていました

中国人墓地の隣はプロテスタント墓地で横浜などと同じような感じの墓地です。函館では外国人のお墓だけではなく、日本人のキリスト教徒のお墓があるのが違う所ですね

外国人墓地は海岸線から少し丘になっているところにあり海と対岸が見えます。茂辺地のあたりでしょうか

函館検疫所台場措置場とは旧函館消毒署の跡地でこの建物は当時の事務所として使われていた建物で、今は海と夕日が見えるカフェになっています。明治の初期に作られた建物で全国的に数少ない港湾施設です

高龍寺と外国人墓地を見た後に函館どつく前の電停に戻る時に函館厳島神社に寄りました

まえに来たときにもじっくり参拝したと、電停に車両がいたので本殿を少し見えるところで撮影してすぐに路面電車に戻りました

散策を終えて戻ってきた時にはすでに車両がいましたが、降車する人が多かったのかまだ乗れませんでした

函館市電に乗ってほぼ全線移動です。終点のひとつ前の湯の川温泉まで来ました。目的地はここから歩いて行きます

電停からは川沿いを歩いて海岸線に向かいますが歩道がかなりきれいに整備されています

目的地は函館熱帯植物園でまずは温室です。湯の川温泉の熱を利用した温室でこの写真が温室の約半分になり規模としてはそんなに大きくはありません

一番の目的はこの温泉に入るニホンザルです。長野の地獄谷温泉は有名ですが、ここも湯の川温泉に入るサルを見る事が出来ますが、野生ではなく動物園なのが違いますね

温泉に入って毛つくろいするのは見たことがあるようなシーンですね

こっちでは源泉かけ流し?のお湯を飲んでいるサルがいました

法華倶楽部五稜郭ホテルにチェックインして窓からの風景です。予約時にはシングルルームで予約してシングルは全て五稜郭を眺められるとの事でしたがツインにアップグレードしましたとの事・・・・ でもエレベータホールから見たら隅が少しだけ見える程度なので部屋が広くていいかな?と思ったけど函館市電側なので走行音が夜までうるさかったです

少し休憩をしてから五稜郭の散策と夕食の買い出しです。その途中には幾つかパブリックアートがあり撮影しましたが今回も撮影していなかったのを撮影しました。狐とリスでしょうか?タイトルは「友われに飯を与えき」です

昼には五稜郭タワーと五稜郭の中を中心にあるきましたが夕方は外側をお堀に沿って歩きます。その途中の南西の角のお堀には両側にサクラが咲いている雰囲気が良い場所がありました

時計回りに歩いて北西の角に来ました。いい感じに桜の映り込みがありましたが空がもう少し青空だったら良いのですが

北側に桜が集まっている場所がありアップで撮影しました。なんとなく丸く感じされるのは満開になっていないのか種類の違いなのかよくわかりません

東側の一部分で少し変わった場所がありました。お堀の外側と内側で石組があり橋が架かっているような感じでした

この東南の角あたりが城の中にも人が少なく桜も多いのでいい感じの場所でした。しかし天気がいまいちで残念です

五稜郭公園の外をぐるっと回ってから夕食の買い出しです。函館といえば海鮮や塩ラーメンが有名ですが昼に食べたので別のものです。そのお店はハセガワストアで「函館の焼き鳥弁当」で焼き鳥ですが豚串で、それがのり弁に乗っています

ハセガワストアで購入した焼き鳥弁当で、ご飯の上に海苔がのせられて、その上に焼き鳥が4本乗っています。焼き鳥と言っても肉は豚肉です

(2)2日目の行程

2日目は函館山散策をした後にトラピスト寺院に行く予定です。まずはホテルから一番近い五稜郭公園前から谷地頭行きに乗ります

電車の車内でスマホで確認したら函館ロープウェイは10時からとの事で完全に予定が狂ってしまいました。折り返して先にトラピスト寺院も考えましたがいさりび鉄道の時刻は10時34分で前にも一度いっているので今回は断念して、他の桜を探しに谷地頭電停まで乗って立待岬に行くことにしました

谷地頭電停から立待岬に行く途中にある住三吉神社で前にも来ましたが桜の花が参道の両側に咲いていました

立待岬へは海岸線の墓地の間の道を登って行きます

歩いてきて最初に見えるのがこの景色で左側は岩場になっています

岬の先端に海峡の方を向いているベンチがあります

岬の西側の風景で海の所に洞窟のような穴があるのが気になります

立待岬でスマホで検索しトラピスト寺院をやめた時間で散策できる場所を探し函館八幡宮と函館公園に行くことにしました。立待岬から次に来たのが函館八幡宮で南側の駐車場にある鳥居で、桜が沢山あり咲いていました

本殿と拝殿を一緒に撮影するために斜めから撮影してみました。左にあるのは本殿で右側に拝殿があります。この神社は1445年に建立された歴史のあるものですが、本殿と拝殿は再建されたものです

本来の参道にあたり東側の参道にある鳥居で下から2番目のものです。これを撮影した後ろにも鳥居がありますが急な階段で社殿が見えないのでそこを通った先で撮影しました

東側の本来の参道の一番下にある鳥居です。この鳥居の前後は石段になっていて社殿は見えませんね

次は函館公園で南側から入園です。明治12年とかなり昔に開園した公園で函館の桜の名所でもあります

かなりの老木で説明版もありました。函館公園開園後の明治24年に植樹されたもので、現存するソメイヨシノでは最古級となるそうです。ソメイヨシノは挿し木や接ぎ木で増やすので全てクローンです

公園の中にある市立博物館です

函館公園にある観覧車で、「日本最古のかんらんしゃ」というのがポールについていました。登録有形文化財にも指定されています

近くにある旧博物館一号は開拓使が建設したもので、こちらはかつての函館県が作ったものだそうです

旧博物館一号は開拓使が北海道で発見された資料などを収集保管し一般に公開するために作ったもので、日本の地方博物館としてはもっとも古い歴史があります。今は近くに博物館があり建物が保存されています

10時発のロープウェイに乗るために駅に来ました。その手前には護国神社があり、そこにつながる坂は護国神社坂という名前がついています

立待岬から函館山に登っても良かったのですがJALのオプションで往復1800円が100円で購入できたので往復ロープウェイにしました。函館ロープウェイは夜に登って夜景を見るのが多いのですが、前に2回夜景は見ているので今回は昼間に山頂のトレッキングの計画です

わずか3分ほどの乗車で山頂駅に到着です

展望台から夜景で撮影する場所から昼間の風景を撮影しました

ズームして撮影すると五稜郭タワーのあたりが見えました

夜景の方角とは逆の方を撮影したもので、先ほど行った立待岬の方が見えています

今回の旅行のメインの一つの函館山トレッキングです。トレッキングの出発地点はつつじ山駐車場です。今回は入江山コースと千畳敷コースを考えています。千畳敷からはそのまま下れば立待岬ですが、先ほど行っているので函館山の山頂まで登り返す予定です

つつじ山駐車場からすぐの所にあるのが御殿山第二砲台跡で道路から横にある石段を上がって行きます

この丸の所に大砲が据え付けられていました。2門の大砲があったようです

砲台が幾つかありその間に掩体壕がありますが、土に埋まっているようで立ち入り禁止になっています

2つ並んだ砲台が三ブロックあり、その間の連絡をするための伝声管(単純な穴ですが)があり今もつながっていて隣の灯りが見えます

第二砲台から千畳敷に向かう林道です。車も通れるような道で千畳敷の先はアンテナがあるので、その関係者の車両はメンテナンスなどで通行が出来るようで、轍が見えます

林道の途中に入江山の分岐点があり、入江山に立ち寄ってから千畳敷に向かいます

入江山の名前のごとく山なので分岐点からは少し登りになっています

函館山には三十三観音があります。これは天保年間に西国三十三か所の霊場の土を持ち帰り観音像を設置したものです。全部は無理なので歩いているルートで出会ったのはお参りして撮影していきます。最初に出会ったのは十七番の浦堕落山六波羅蜜寺で「重くとも五つの罪はよもあらじ、六波羅堂へ参る身なれば」と書かれていました

入江山の山頂の少し手前に丸いコンクリートの所がありました。この場所には説明がなかったのですが、少し先の説明では射撃具の八八式海岸射撃具砲座跡との事で、大砲よりは小型なのが納得です

入江山の山頂は観測所になっていたそうです。観測所というと気象観測を思い浮かべますが戦争の時に函館港に近づく艦船や航空機を監視していたのでしょう。山頂へはその観測所への階段を上がるのが良いようです

階段を登った所の写真で観測する場所の下には部屋のような構造になっていたようです

実際の観測は上のここから観測していたと思います。崩れたのか破損が激しく立ち入りは出来ません

入江山からは来た道を戻り千畳敷コースへの林道を進みます

函館山のある場所は東側が有名な立待岬で西側が大鼻岬になっています。鼻=岬の意味なのでダブっている気がしますが。立待岬は車道があって車でも行けるので有名ですが、大鼻岬はこの後の千畳敷からいけそうですが、道もなく訪れる人もなさそうです

さらに千畳敷に向かって林道を進みます。工事車両などの通行があるので幅が広くゆったりした道です

十五番は新那智山観音寺で「昔より立つともしらぬ、今熊野仏の誓ひあらたなりけり」と書かれています

十四番は三井寺で「出で入るや波間の月も三井寺の鐘のひびきにあくる湖」と書かれています

十三番は石山寺で「後の世を願う心はかろくとも、仏の誓ひおもき石山」と書かれています

分岐点にあるのがこの「牛の背見晴らし所」で函館空港の方向の海岸線が良く見えます

分岐点(合流点)から先も同じような林道が続きます

また分岐点があり片方はまっすぐ千畳敷で少し登りは戦闘指令所跡へ行く道になり、指令所を目指して登って行きます

十二番は岩間山正法寺で「水上はいづくなるらん岩間寺、岸うつ波は松風の音」と書かれています

戦闘指令所に行く途中に石造りの壁が出てきました。回り込んだところが指令所だと思っていましたが千畳敷第一砲台跡でした

回り込んでみると確かに砲台跡でした。御殿山第二砲台と同じ造りです

掩体壕の部分も同じで殆ど埋まっているのも同じです

先ほどの砲台が並んでいる所とは少し離れた所に丸い砲台とはっきりわかる跡がありました

まだ先にも続いていそうですが立ち入り禁止で別のルートになっていました

ルートが変わり少し上から見下ろすようになっていました。この場所は少しへこませてある場所で「防火用水」の看板もあり、四角い囲みは昔からの石の様で、水に関するものがあったと推測します

十一番は深雪山上醍醐寺で「逆縁ももらさで救う願なれば、准胝堂は頼もしきかな」と書かれています

戦闘指令所の手前に千畳敷第二砲台跡がありました

ここも今までの砲台とおなじような造りになっていました

ここには関東などのウバユリの大型のオオウバユリが咲いていました。アイヌ文化で球根からでんぷんを作り食用としていた植物だそうです

千畳敷第二砲台跡の掩体壕の所はレンガ造りの入口になっていました。ここの掩体壕は土で埋もれていませんね

千畳敷第二砲台跡の掩体壕の部分を広角で撮影したもので他の所を上の四角の部分だけでその下は埋まっていた感じですね。でも危険なので立ち入りは出来ませんでした

やっと戦闘指令所跡に着きました。手前の丸い所は砲台のようにも見えますが奥の入口に行くにはここを通らないと行けないので違う用途なのかも知れません

ここは下へ降りる事が出来るようで先ほどの写真で見えている四角い穴の所の階段で降りていくことが出来、降りた先はこういう通路でした

こちらの通路は小さなへこんでいる場所がありましたが、奥行きが50cmくらいしかなく何の用途なのかわかりません

降りる階段を横から撮影したものです

戦闘指揮所跡からは丘の上のクマザサの道を歩いていきます

丘のクマザサの所から千畳敷広場へは降りていく形になり、全景が見えますがもっと広いと思いますね。広場と整備されている範囲はこれだけという感じです

道はこのアンテナのある広場の所まで続いていました。この先は地蔵山見晴らし台を通り七曲りコースで立待岬に降りる事が出来ますが、落石で通行禁止になっていました

千畳敷からは戦闘指揮所跡ではない道で戻ります。途中は函館山山頂と同じような景色が見られます

少し歩いたところで撮影した写真で左の方に先ほどの函館公園が見えます

九番は興福寺南円堂で「春の日は南円堂にかがやきて、三笠の山に晴るるうす雲」と書かれています

千畳敷からの戻りでの分岐点での右側の道です。左は入江山に続く道で最初に来た方向なので別のルートから戻ります

千畳敷からの戻りでの分岐点での右側の道です。左は入江山に続く道で最初に来た方向なので別のルートから戻ります。下っているという事はその後に登るのでちょっと気になりますが

八番は豊山長谷寺で「いく度も、参る心は初瀬寺山も、誓も深き谷川」と書かれています

千畳敷から歩いてきて分岐点に来ました。ここかでは『山頂』という表示だったと思いますが「5合目分岐」と「汐見山コース」で山頂はどっち?と思います。山頂なので下になる「五合目」と上になる「山」で「迷いましたが下る五合目が正しいコースでした

エゾエンゴサクが咲いていました。北海道に咲く花で食用にも漢方薬にもなるそうです

いったん下って五合目に来ました。ここから山頂のロープウェイの山頂駅に向かって登っていきます

五合目からかなり登ってきましが。展望台が頂上でまだ登る感じですね

つつじ山駐車場の所に戻って来ました。右上に見える柵の向こう側が駐車場です

二十一番は菩提山穴太寺で「かかる世に生まれあふ身のあな憂やと思はで頼め十こゑ一こゑ」と書かれていました

二十三番は二十一番と同じ場所にあり、応頂山勝尾寺で「重くとも罪にはのりの勝尾寺仏を頼む身こそやすけれ」と書かれていました

トレッキングを終えて展望台に戻って来ました。ちょうどロープウェイがくるところで15分ごとの運行なので次のに乗る事にして少し休憩です

下りのロープウェイに乗って降りる時に撮影したものです

ロープウェイを降りた後は元町エリアの散策です。ロープウェイ乗り場の近くにある日本で二番目に完成した水道施設は函館で一番目は横浜です。両方ともに開港した港ですね。でも横浜は外国の設計&監督で作られましたが函館は日本人の工事監督で作られたものです。ここは創設時に作られた排水池がある元町配水場です

配水場には小さな展望台があり、そこから手前の桜を入れて海の方を撮影しました

レンガ造りの古い建物があり配水管理事務所の標識が出ていましたが灯りがついていないので使われているものかどうかは不明です。入口の上に「水」の丸で囲まれた文字があるのが可愛いですね。右側には桜を入れて撮影してみました

函館聖ヨハネ教会は1874年に英国人のデニング宣教師により北海道で最初の教会として活動を開始して作られたそうです。函館の大火などで何回か消失して今の建物は19679年に完成したそうですが50年以上経っているのにとても綺麗な状態ですね

聖ヨハネ教会の横にある坂道でカタカナの「チャチャ」という名前がついていますが、アイヌ語で「おじいさん」の意味で勾配が急すぎて誰もがおじいさんのように腰を曲げて登るという意味らしいです

チャチャ登りの逆の海岸線の降りる道は日本の道100選にも選ばれています。普通の路面と違って石が敷き詰められている道です

函館ハリストス教会は1860年に日本で最初の正教会の聖堂として建てられたもので国の重要文化財に指定されています

函館ハリストス教会から出た時に木造っぽい建物があり撮影しました。下の大きな道に出て確認したら幼稚園でした

カトリック元町教会は1859年にフランスの宣教師により仮聖堂が建てられ日本でも古い歴史のある教会です。ここも函館の大火災で消失し今の建物は1924年に建てられたものですが、すでに100年は経っているのですね

函館八幡宮があった事から八幡坂という名前がついています。この坂は道幅も広くまっすぐ海まで見通せるので写真撮影している方も多かったです

1910年に建設された公会堂で国の重要文化財にも指定されています。補修工事などにより外観が綺麗になって有料で内部も公開されていますが、前に見学したので今回は外から写真を撮影するだけにしました

明治時代に函館の発展に貢献した四人の人物の四天王像が元町公園にありました。その四人は今井市右衛門、平田文衛門、渡邉熊四郎、平塚時蔵の四人との事で。向かって右からこの順番に銅像が作られています

旧開拓使函館支庁書籍庫は1880年に造られた赤レンガ造りの書庫で函館の大火でも消失をまぬかれています。まぁ、書庫として造られたので火災にも強いレンガ造りにしたという事もあるそうです

基坂は函館港から元町公園につながるまっすぐで幅の広い坂です。元町公園は函館奉行所があった所で昔から重要な通りで、この通りにはイギリス領事館などがあります

函館は国際貿易港として開港した1859年から領事館として使われてきた建物で、今は資料館としてオープンしています。有料で見学が出来ますが前に見たので今回はパスです。館内は有料ですがお庭は無料で入ることができます

博物館のような建物は相馬株式会社と言う普通の会社の社屋です。大正5年に建てられた建物は、外観が緑色ですが戦時中に茶色になった以外の時期は全てこの緑との事です

旧桟橋の方から撮影した金森赤レンガ倉庫群です。観光客が散策するにはふさわしい場所ですが、何回か行っていますので今回はパスです

明治維新の後に函館が北海道の門戸になりこの桟橋から上陸しました。後に鐡道が開通し青函連絡船の桟橋が中心になり、こちらは旧桟橋と言われていました。明治百年の記念で最初の桟橋の所に「北海道第一歩の地」の碑を立てたとの事です

この桟橋の近くに野口雨情の「赤い靴はいていた女の子・・・」の歌で知られる赤い靴はいている女の子の像です。歌詞では「横浜の波止場から船に乗って・・・」とあり横浜の物語かと思っていましたが、女の子は函館で函館に住んでいる牧師に預けられ横浜に行って渡米する事になる実際の話で、ここに像があります。実際には横浜から船に乗る直前に病死してしまい渡米はしていないそうです

2日目の昼食は函館のハンバーガーのラッキーピエロベイエリア本店に来ました。倉庫街の横にある店舗では店内は満員で席が空くのに30分。テイクアウトでも30分との事で諦めました。観光スポットのすぐ横で中国語が飛び交っていたので住宅街の店舗ならすいているのではと考え移動します

少し歩いてラッキーピエロ十字街店に来ました。ここは空いていそうです

1Fで注文して2Fの席で待ちます。2Fは2人くらいしかいないのでお好きな席をどうぞとの事でした

店内はクリスマスの飾り付けがいっぱいです

お昼はラッキーピエロの人気のチャイニーズチキンバーガーにラキポテとドリンクのセットメニューです。いわゆるから揚げを挟んだバーガーで、ラキポテトはポテトにチーズとミートソースがかかったものです

昼を食べたら空港に戻る時間を考えながらの観光です。函館では松蔭町のサクラ並木も有名で道路の両側にソメイヨシノの木が植わっている道が約800m続いています

函館市電の走っている道路から奥の方にくると少しサクラの密度が低くなっています

函館市電は単純な路線で十字街から湯の川の間は全ての行先の電車が通るので、その範囲に駒場車庫前という電停があり、路面電車の車庫があります

駒場車庫前から路面電車に乗り終点の湯の川まで来ました。空港に行くバスに乗り換えですが時間があるので湯倉神社に来ました。バス通りから神社は上のほうにありその石段の上に鳥居があります

石段を登り拝殿とその奥にある本殿を撮影したものです

湯倉神社にお参りした後にバスで函館空港に向かいますがバスの時間までに余裕があったので前にも来ましたが戸井線の廃線跡を散策します。歩いて最初に見えるのがこのライラック橋で、この上が線路になります。ここに来る途中で空港に行くバスが大幅に遅れていてすれ違い残念でした。バス停では接近情報も無かったのに。後でわかりましたが接近情報は単純に時刻表の時間をカウントダウンしているだけで実際のバスの運行とは違うようです

道路から上に上がって撮影したライラック橋です。複線の線路が敷かれる幅で、片側がサイクリングロードでもう片方が遊歩道になっています

緑園橋と書かれていましたが戸井線の時の名前なのかは不明です。湯の川に架かる鉄橋です

上は産業道路で下のアーチ部分が戸井線の廃線跡になります

バス停に向かう途中に撮影したもので、函館空港を離陸して丘珠空港に向かう北海道エアーシステムのATR42-600です。ボディに雪ミクが描かれた特別塗装機です

空港に到着して展望デッキで遅れて出発するAIR DOの機材を撮影しました

2日目の夕食は空港のレストランでミニ丼の2種セットを食べました

空港ターミナル内の出発案内板です。帰る便は羽田の出発が遅れ予定した出発時間には函館空港には着陸してなく出発も遅れるとの事です。この表示機も懐かしのパタパタ式です。もっと早く遅延情報がわかれば函館市内で夕食にしたのになぁと思いました

出発が遅れるのでセキュリティを抜けるのはやめて展望デッキに戻り丘珠空港から到着したHACの機材を撮影しました。oneworldの航空会社で最小の機材に書かれたoneworld特別塗装機です

セキュリティを抜けて搭乗待合室に来ました。函館空港は搭乗待合室のゲートもまだ懐かしのパタパタ式です

搭乗待合室のエリアでANAも同じように羽田からの到着が遅れていました。到着したのは鬼滅ジェットでした

約35分遅れの出発となりやっと機内に入りました。入った所で撮影した写真です。767でしたが機内はガラガラで搭乗の完了までも時間が凄く短く、みなさんイライラして待っていたのではと想像します

K席で函館の夜景が見られるはずで離陸の方向もばっちりでしたが雲が低くちゃんとした夜景は見られず、少しだけ雲の間から見えるだけで、もう一度挑戦ですね

この函館空港を離陸するときの動画を撮影しました

羽田空港に向かっての夜間飛行では関東北部の夜景がきれいだったので、霞ケ浦のあたりからの長尺の着陸動画を撮影しました

羽田空港に着陸してスポットに到着する直前で夜遅い便なのですでに到着している機材が多いですね

帰ってから今回の旅でGPSで記録したログを地図に落としたものはこれです

【5】まとめ

・この年の桜の開花が早く五稜郭でも咲いているのが見られ、タワーに登る
 計画はなかったが登ってしまった。
・五稜郭タワーに登る予定が無かったので12mmの広角レンズをもって
 いかなかったのが残念だった。
・函館山ロープウェイの時間を調べてなく10時からだったのでトラピスト
 修道院に行かったのが残念(8時だと思った)
・トラピスト修道院に行かなかったが護国神社や函館公園など桜の咲いて
 いるところを回れたので良かった
・食事はベイエリアのラッキーピエロが劇込みで危なかったが、離れた店舗
 に変えて何とかなった。
・函館空港離陸時の夜景撮影は雲があって撮影できず残念
・この旅でかかった費用は次の表の通りです

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