チョウとお花見
わきあがる
はるの渦
ことしもまた
ちいさな畑に
たくさんのチョウたちが
かえってきた
もうそろそろ
だいすきな キアゲハもくるだろうか?
あざやかに もりあがっていく
ちいさな畑に ねっころがって
再会をたのしみに 待つ毎日
3月30日のことでした。
ふと気づくと、もう14時。
かかりっきりの仕事を手にとめて、しょぼしょぼする目をこすりながら玄関を出て、畑に向かおうとしたそのとき、
黄色い何かが目に入ったのです。
月桂樹で冬を越していた、「黒いあおむし」。
去年の冬、最後にその木で、さなぎになったキアゲハが、チョウになって待っていました。
(じゆうな木)「きれい☺️♡」
(きぃ)「🎵✨♡」
くりくりの瞳をたのしそうにきらめかせ、背中にたっぷりと草地のようなふわふわの毛をなびかせて、キアゲハは美しい羽をひろげていました。
ほんの少し、キアゲハは手のひらを歩いたあと、元気に空に飛び立ちました。
萌え出ずる春
桜が満開の そのときに
キアゲハは 飛んでいきました。
お花見いっぱいできるといいね🥺♡
きいちゃん、ありがとう、またね♡