見出し画像

【おすすめの詩的なエッセイをご紹介】次なる日々へ駆け出す前に

こんばんは!自由丁スタッフの髙野です。
普段お菓子を食べる時はチョコ系が多いのですが、
先日先輩がくれたハニーバター味のポテトチップスが美味しすぎて、
早速リピートしようと探し回っている日々です。笑
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回も「自由丁今朝の落書き」より選んだおすすめの一篇をご紹介します!

おすすめの一篇『春風の詩』

腕まくり
半袖
くるぶしまで上げたズボン

世界が僕に春を告げる
目まぐるしいね人生だもの
不安だよね僕らの番
ずっと準備と出番の繰り返し

ついこないだ
ものすごく昔のような日
折り畳んで仕舞った洋服
似合うままの自分でいるかな
いれたかな

好きな音楽
答える時と同じみたいに
選んでいきたい季節の向こう

好きな服が教えてくれる
似合う姿の定義と高揚
忘れぬようにと深呼吸する春の心

誰しもの中に吹く
春の風

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。ぐーっと伸びをして、深呼吸して、春へとゆくよ。

2023年4月20日の「自由丁今朝の落書き」より

自由丁スタッフからのコメント

春を機に変わってきたこれまでがあるから、
どうしたってこの時期は、変化の季節で、始まりの時という感覚があって。

向かい風なのか、追い風なのか分からないけど、
なんだか風に乗れそうな気がしてしまう季節なんですよね。

ま、春だしさってポーンと駆け出してしまいたい気持ちもあるけど、
春の匂いで思い出す当時の自分とも、少しは向き合っておこうと思った一篇でした。

もうだいぶ時間は経ってるのに、鮮明に覚えてる当時の自分。
今の自分と比べてどうこう言うつもりもないけど、
先に進む前の一呼吸として、思い返すのも大切だよねと思いまして。

それと、意外と忘れてる気がするな深呼吸。
って、少し前に思ったんです実は。
それからは、ふぅーっとしっかり息を吐くのが、
自分への「行くぞ」の合図ということにしています。

皆さんは、この一篇を読んでどんなことを連想するのでしょうか?
良かったら教えてくださいね♪

自由丁今朝の落書きについて

自由丁今朝の落書きは、自由丁オーナーであり、詩人・エッセイストの小山将平が毎日書く言葉たちです。
ご紹介する作品は、あなたの気持ちにそっと寄り添ってくれるような詩だったり、思わず一緒に唸ってしまうような日頃の考え事を綴ったエッセイだったり。
内容は様々ですが、何気ない日々の他愛ない時間を愛でるような、ほっと一息つけるような文章が多いです。
数分でお読み頂けるものなので、ちょっとした休憩時間に、待ち合わせの合間に、眠りにつく前に、ぜひ。
▼これまでの作品や最新作はこちらからお読み頂けます!

最後に

こちらの記事では、一週間のうちに書かれた「自由丁今朝の落書き」の中から、自由丁スタッフがおすすめの一篇を選び、コメントと共にご紹介しています。
一緒にあれこれ考えてみたり、ただぼーっと読んでみたり、お気に入りの一篇を探したりして頂けたら嬉しいです!
「こんなことを思った」「この言葉に共感した」などの感想をシェアして頂けたらさらに大喜びです。ぜひフォローもよろしくお願いします^^