見出し画像

トルコ チェシュメ→Urlaへ


( 旅メモ)
ギリシャ ヒオス(キオス)島から、ボートで40分でトルコのチェシュメへ渡る。

今回はTURYOLというトルコの会社のボートを予約した。
他より少し安かったから。友達がいうには小さなボートでよく遅延があるらしいが、今回はなかった。
今回も前日にボート乗り場近くのオフィスでチェックインしたので、出発の30分前に行った。
ギリシャを出てトルコに入国するので、出国審査の窓口でパスポートにスタンプを押してもらってからボートに乗り込む。

チェシュメに到着したらグレーの建物"Welcome to Chesme “ と書いてあるところへ行き入国審査でパスポートにスタンプを押してもらい、荷物をスキャンして何事もなければその向こうのドアを開けトルコ入国。

Chesmeに近づきボートが到着準備に入る
右にあるグレーの建物で入国審査
Chios islandが見える

今回はチェシュメの隣のUrlaというところに住んでいるトルコ人の友達が迎えにきてくれた。
5年ぶりの再会!彼女はママになっていた。
子供は4歳、忍者タートルズが大好きなので忍者の国から来る私が来るのを誰よりも楽しみにしていたらしい。
期待に応えられるように、手裏剣ポーズや横蹴りやジャンプなどを披露しました。
これから数日彼女のファミリーの家に滞在させてもらう。

その前に、携帯のSIMが欲しい!
と懇願し、レスボス島で最終日に再会し1時間だけお茶したインターナショナルファミリーが送ってくれた携帯屋さんの地図のスクショを見せて連れて行ってもらう。

店が閉まっている。
他の携帯屋も閉まっている。

到着後久しぶりのトルコでの朝ごはん

諦めてUrlaに移動。
Urlaはパンデミックの後からイスタンブールから移住する人々が増えている人気の土地になったらしい。
空気も海もキレイで昔からあるオーガニック農家さんもオーガニックワイナリーも盛んで、そこに質も良く新しいデザインも取り入れているお店もある。
移動に車は必要だけど、確かにイスタンブールより落ち着く。
イスタンブールの黒海の川や建物の中にモスクが入る風景や夕焼けは本当に美しいけどね。

トルコは小物や食器がさりげなくかわいい。
昔ながらの伝統技術を大切にしていて、それを少し現代風にアレンジしたものは素晴らしく魅力的。
現代風がメインではなく、あくまで技術や質をメインにしてるところも好き。
昔ながらの織のトルコタオルや、バスローブ、石鹸は、良いものは本当に美しく肌触りがよく素晴らしい。
多分、骨董品や先祖代々の品を受け継いで大切に使うという習慣があるからだろう。
家や部屋も古い建物を探してそこを少しリノベして住みたいという人も多いと聞いた。 
実際に昔、友達について古い建物で部屋貸ししてる物件を見て回った事もある。
最近は、今年始めの大地震から耐震についてみんな考えて備え始めたらしい。
それもあり、イスタンブールから人々が移動しているらしい。
イスタンブールの家賃がめちゃくちゃ上がったというのもある。

友達の旦那さんに近所(車で20分くらい)のベジタブルマーケットと魚屋さんに買い物に行くついでに携帯屋さんにも一緒に来てもらう事にした。
トルコでは旅行者用のSIMカードは売ってるけどどの地域でもどのお店でも扱ってるわけではないとお店の人が言っていた。
私達が何軒かはしごしたお店では取り扱っていたので、ようやくSIM( トルコのみ)を入手!
旅のお供インターネット!!万歳!!
ホッとした。


ベジタブルマーケット
友達の作ったトルコの朝ごはん
Urlaのビーチの一つ


Urlaの海は石のビーチ
海の色はアクアマリンねクリスタルウォーター

宗教的に頭からショールをかぶったまま長袖ワンピースの水着を着る女性と、ビキニを着る女性が対照的だった。男性は共通して水着パンツのみ。
トルコの友達何人かが、ここ数年の世界もだけど、今トルコは真っ二つに別れている気がする。とあちらこちらで言ってた言葉を思い出した。

大好きな絶品カイマックチーズ
生クリームのよう
Urlaにあるモンテッソーリスクールを見学する機会に興奮
Urlaのワイナリーの一つ
ホテルも併設


トルコチャイ
大好きなシェイプのチャイグラス


クロワッサンが人気なカフェ
オーナーはフランス人のハーフ
元々あった木を生かしたまま建物を建てているから店内に木がある
美しい
海外ではこのように元々あった木を残したまま建物に取り入れている風景をよくみる。
すてきだなーと思うし、店内にいても気分がよいし、それがお店の個性にもなる。


ギリシャとトルコ

ヒオス(キオス)島からトルコは見えた。
こんなに近いのかぁ。
トルコの国境は海狭いんだなぁ。。

今年はトルコの人達はEUピザ取得が高い割に取得日数が3日や最大1週間という驚き。
こんなに目の前にギリシャの島があるのに渡れないで涙する友達も多かった。
それでもパンデミック明けて久しぶりに渡りたいという人達も数人レスボス島で会った。
9月下旬にはピザが少しは取得しやすくなるという噂。

そんなトルコはこの2年で物価が上昇し6年ぶりのトルコの物価は10倍の値段になっていた。

物によってはそれでもまだ安いけど、物によってはヨーロッパ並で日本より高い。
外食は確実に日本が安いと思う。
円安に号泣。
日本人とか大きな声で言っても効果が薄い時代にいますよー!みなさん、ご存知ですかー!?
それでもやはり、日本の技術は凄いです。
下水道やトイレ、あんなに静かにスムーズに走る車、舗装された道路、シャワー。車バイク.ボートのパーツ等から見る日本のメーカーの名前などなど。
耐震技術や水害対策等も確実に世界に貢献出来るものではないでしょうか。
あと野菜や日本の果物の繊細さは匠と芸術の域だと感じます。

話しをトルコに戻します。

以前残っていたコインを持ってきたけど、あまり使う事がない。
以前はコインメインだったけど、今は何を買うにもお札を出す。
バスやメトロやボートの運賃は地域毎のカード(Suicaや PASMOのようなもの)をチャージして使う。
せっかく前回イスタンブールカードを取得したのにイズミルでは使えない。
しかもチャージマシンが英語機能壊れていてほぼトルコ語表記。
駅のスタッフや警備員は助けてくれない。
通りかかった若者6人がトルコ語とジェスチャーで助けてくれた。
ありがとうございます。


カードチャージマシン
メトロの駅の大きな絵
電車
イズミルブルーライン

そしてUrla数日滞在から、電車とタクシー乗り継いでYenifocaという街へ移動します


卵はトルコでは特別感がある。
オーガニックなら尚更。
今回はこのサイズの胴パンとゴム取手欲しいな。
以前買ったものは、母がアスパラガスを茹でるのに重宝してる。

移動当日の朝ごはんはみんなで近くのカフェで。

実は今回滞在したのは友達の家の目の前にある彼女の実家でした。
まさか実家の目の前に引っ越してたとは知らなかった。
そしてこの実家には8年前に初めてインドからトルコに移動した時に行った事ある場所で、Urlaのビーチも実はその当時親戚一同のパーティーが開かれた場で、行った事ある場所だった。

8年前はUrlaの透き通ったアクアマリンのクリスタルウォーターに感激しながら、その向こうに見る初めてのギリシャを想ったのでした。

今回は意図せず、本当に8年前のリバース旅になっている。

そして彼女のお母さんとも8年ぶりに会えて、今回は色々話せて嬉しい!
お母さんから助言されたクリームと海水浴が、この2週間近く続いている全身アレルギー発疹を更に鎮めてくれた。
ありがとう

この記事が参加している募集

サポート頂きありがとうございます。いただいたサポートはAmana & Tathinaのクリエイティブ活動、画材購入などへ使わせて頂きます。