箏・三絃(地唄・箏曲)について語るnoteを始めます
私はフリーランスで仕事をする傍ら、趣味で箏・三絃を弾いています。いつもは仕事についてnoteで書いていましたが、そのアカウントとは別に、箏・三絃について書く用のnoteアカウントを用意しました。
仕事用note……https://note.com/zaizenyuta
箏・三絃用note……https://note.com/jiuta_sokyoku
誰に向けて何を書くのか
箏・三絃といっても色々ありますが、私がやっている生田流箏曲、地唄三絃を中心に書きます。なので、山田流箏曲や長唄・津軽三味線・三線・尺八などは取り上げません。
具体的には、地唄・箏曲(特に古典・宮城曲)を弾いている人向け(プロ・アマ問わず)の演奏や音楽の持論を書く予定です。
古典曲や宮城曲の解釈について
(例)「六段の調」「春の海」はどう解釈して弾けば良いのか?
演奏する上でよくある悩み
(例)あの曲の手事のあの箇所が弾きづらい
(例)あの曲の楽譜が在庫切れで売っていない
作曲家に関する私の持論・考察
(例)菊岡検校は名作も多いが、微妙な作品も多い気がする
(例)石川勾当は作曲において完璧主義、凝り性な気がする
箏や三絃をある程度知っている人がターゲットなので、初心者向けの基礎知識とかは取り上げません。
また、私が新曲にあまり詳しくないので、それらも取り上げません。
※私は宮城会の先生に習ってはいますが、大師範などの職格は持っていないので、私の発言は宮城会の公式見解とは関係ありません。
なぜ書くのか
(1)久々に箏・三絃について語りたくなった
私は大学3年生(2012年)にサークルで箏を弾いており、9年のブランクを経て、去年(2021年)から箏と三絃を弾いています。学生時代の情熱が再燃して練習や研究を重ねた結果、色々と語りたいことが出てきました。
ところが、大学生だと
ボックスに行って部員と話す
部内ノートに研究成果を書き殴る
とか、語る場がたくさんあったのですが、社会人になるとそういう場はほとんど無くなります。なので、代わりにnoteで箏・三絃のことを語ろうと考えました。
(2)同じく地唄・箏曲を弾いている仲間に会いたい
特に私の近所には宮城系の人が少ないので、このnoteを通じて知りあえると理想的ですね。
(3)地唄・箏曲の情報発信を活性化したい
私の好きな地唄・箏曲は元々、盲人たちが口伝で伝承してきた音楽ですから、「先生から弟子へのお稽古で学ぶ」という習慣が根強く、WebサイトやSNSでの情報発信はおろか、楽譜教育すらも好まれない傾向があります。
私はそういう伝統にも一定の理解を示しますが、
そもそも和楽器業界が縮小傾向にある。地唄・箏曲はそれが顕著。
この状況で口伝を続けていると 「若者の新規参入は増えない」「高齢のベテランはいつかは引退か死去」となり、口伝の後継者がいないまま業界が衰退する。
という理由から、地唄・箏曲はもっと情報発信をすべきと考えています。
なぜnoteアカウントを分けるのか
仕事用noteは「私の仕事の価値観などを発信し、ミスマッチを減らす」ことを目的としており、基本的には仕事の話だけを書いています。今回のものとは目的やターゲット、内容がかなり違うので、アカウントを分けたほうが情報の棲み分けがしやすいと考えました。
今回はnoteの概要説明だけで終わったので、次回は私の自己紹介として
経歴
今まで弾いた曲
好きな曲
などを書く予定です。