旨い魚と表道のピンク映画館/1泊2日べっぷ旅行(前編)【ヤスデ丸の1万逃歩日記#2】
「別府はね、世界第2位の温泉が湧き出る土地なんですよ。ほら、この家。温泉引いてるんですよ。ここじゃ珍しくない光景です」
大分空港からバスに揺られ、別府駅へ。そこからタクシーでランチに行こうと決めてた寿司屋へ向かう道すがら、「温泉といえば別府、一択ですよ!」と運転手さん。
2位ね。そうなると1位が気になっちゃうのよ。でもその前に寿司が食べたい。やっぱり大分と言えば魚でしょう!
実はわたくし、九州に降り立つこと自体が初めてのVNSです(ヴァージン・ナイン・ステイツ)。
しかし1年ぶりに飛行機乗ったけど、やっぱり楽しいな~。ジェットコースター乗りたくなった。あの、内臓のフワッとする感覚がいいんだよね。飛行機はたまにこれを味わえる。
さて、タクシーは目的地の寿司屋「水天」さんに到着。
金曜の開店すぐの時間に行ったので並ばずに入れましたが、普段は大行列とのこと。やったね。
いやあしかし、ウマすぎる。なにこれ。こいつらは豊後水道なるところを泳いでた魚たちなんだろうか。写真の奥にある、鯛とかスズキ(確か)とかが、経験したことのない歯ごたえと甘さで驚き。
腹ごしらえが済んだところで旅館へゴー!
本当はタクシーで行くようなとこなんだけど、せっかくだし、と歩くことに。
旅館に着いて、ひとっぷろ。時間貸しの離れの貸切温泉へ。客室露天風呂とかより、とことこ歩いた先にある露天風呂が好き。といっても、湯に浸かるのはあまり得意じゃないので、数分で上がりました。
そういや運転手さん曰く、標高が高くなるにつれ、湧き出る温泉も高くなるそうで、山頂の方になると湯が真っ白だそう。「地獄」と呼ばれているみたい。まだ地獄堕ち(堕ちというより、登り?)は勘弁なので、峠を下って繁華街にゆきんす。
たどり着いたのは駅前の料亭。実は先ほどのタクシーに乗車したとき、工事現場の足場が崩壊するという事故現場を横切った。行ったのは、その隣の店「あばた」さん。
18:00に入店。金曜ということもあってすでに大盛況。
人数分予約してたからありつけたが、この日はすでに関あじ・関さば共に売り切れ。この土地の魚は、筋っぽくないのにとにかく歯応えがよく甘みがあるんだな。
あと驚いたのは、酒の度数がめちゃくちゃ強い。気がする。今日はたくさん飲みたいしなぁ〜と思って果実酒のソーダ割りを1杯目に頼んだんだけど、連れの友人も私もアルコール1杯で断念。九州の人にはあれくらい強い酒じゃないと受け入れられないのかな? さすがは酒豪大国ナイン・ステーツ。
夜はもちろん風俗街へ。とりあえずざざっと写真を載せて終わらせたいと思います。
夜徘徊はこれにて終了。
最後に営業してるカフェバーで、パフェを注文。
窓の外には、観光バスが停車。下車するオジサン1人ひとりの傍には、綺麗なカッコをした綺麗なお姉さんたち。こういう光景は大分ならば湯布院で見れるイメージがあるけど、やっぱりここも夜の遊び場なんだなぁ、としみじみ。いいね。
そういや、世界1位の湧出量はアメリカのイエローストーン国立公園だそうです。確かこのランキングは、人間が入れる温泉に限定した場合のみだったような。でも調べてたら、男性が転落して重度の火傷を負ったって記事が出てきたぞ。クワバラ。
さて、iPhoneのヘルスケアアプリをチェック。この日の歩数は【16,329歩】。結構歩いたな~。
明日はついに、今回の旅行のお目当ての場所へ……。
(後編へ続く)