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なぜ中小企業診断士なのか

改めまして、中小企業診断士の合格を目指すじとめんです。
ここでは自分の認識を確かなものするためにも、その動機や目標設定を明示しようと思います。
(個人的な備忘録となりますが、あえて公開することで背水の陣効果を狙います)

中小企業診断士とは

一言でいうと「企業経営に関する資格」です。
これだけではわかりませんが、要は企業経営にあたり最低限必要な知識や応用力が問われる国家資格になっています。
医師や弁護士、公認会計士のようにその道のスペシャリストになるというよりは、「経営全般のゼネラリスト」というのがあてはまっているかもしれません。

試験について

試験は
1次:選択式問題(全7科目)
2次:論述試験と口頭試問
に分かれており、2次試験まで通りますと実地研修ののちに「中小企業診断士」として登録されます。(ほかにもルートがあるようです)

試験で問われる7科目は、
「企業経営理論」:経営戦略や組織論、マーケティング
「財務・会計」:財務諸表や貸借対照表など”台所事情”
「運営管理」:工場や店舗などのオペレーション
「経済学・経済政策」:マクロ経済・ミクロ経済、景気動向など
「経営法務」:会社法、知的財産法など企業経営に関わる法務全般
「経営情報システム」:ハードウェア、ソフトウェアなどITシステム
「中小企業経営・政策」:国が出している中小企業に関する政策や課題
と幅広いです。
1次試験はこの7科目の選択式問題で、2次試験はこのうちから4題の論述問題が出ます。
中小企業診断士の試験の山場は2次論述試験です。
口頭試問は論述問題に関する話題を面接形式で訊かれます。

合格率の目安

2021年の1次試験合格率は36.4%だそうです。

また2020年の2次試験合格率は18.4%だそうです。

年によって増減がありますので、あくまで目安になります。

目指す理由

いくつかありますので書きながら整理していきます。

①企業経営や経済に関心がある

昔から小学生新聞を読むなど、社会に関心が強かった私。
大学生頃から(文学部なのに)経済に興味が出てきて、いろんな本を読みました。
中小企業診断士はそのあたりを体系的に学べる資格ですので、勉強したいと思いました。

②知識を力に変えたい

ただ知識として頭に入れるのも大事ですが、それを実社会でどう生かすかと考えたときに、応用力も問われる”資格試験”が適切ではないかと思いました。知識だけ詰め込んでしまうと頭でっかちになっちゃいますので、知識はどこかで適切に使えるようにならないと…
中小企業診断士の資格を取れば、企業経営の現場やコンサルティング業務などを通じて、得た知識を生かす仕事ができますので、そこに惹かれています。

③危機感

社会人3年目ですが、休職していたことはさておいて、特筆すべきスキルがあまりありません。「3年なんてまだまだ」とお𠮟り頂くかもしれませんが、今のままでは会社に依存する人生になってしまう、という危機感があります。
何らかの形で自分の能力を見える形にしようと思ったとき、”資格取得”が思い浮かびました。

④自信をつけたい

PRプランナーという資格を勉強して1次試験に合格したときに、沸々と自信が湧いてきた感覚がありました。
休職した自分でも、自分に合った努力の仕方でいいから少しずつ前に進めるんだ、という希望も得られました。
この経験を踏まえて、さらに難しい国家資格に挑戦することで、自信と希望をより大きくできるかなと思い、自分に期待する意味も込めてやってみようと決心しました。

⑤何よりも、「おもしろそう」と思えた

②~④は正直なところ中小企業診断士でないといけない理由ではありません。これらを軸におもしろそうな資格ってないかな~と探した時にピンと来たのが「中小企業診断士」でした。
元来興味関心がある分野で、知識詰込み型ではなくきちんと応用する力も問われる。国家資格ですから自信も箔もつきますし、なにより「おもしろそう」と純粋に思えたのです。
これが一番大きな理由ですね。
おもしろくないとたぶん頑張れない人なので…

試験日程

2022年についてはまだ発表されていませんが、例年8月に1次試験、10~11月に2次試験(論述)、冬に2次試験(口頭試問)があります。
受験はそれぞれ年に一回。
真剣勝負です。

目標

制度上、1次試験の7科目は全部一度に合格しなければ次にいけないわけではなく、合格した科目はその後2年間受験を免除される制度があります。
なので1年目は7科目のうち4科目の合格を目指すといった戦略もあります。
というかこの方が多いみたいです。

でも、可能な限りストレートで合格したい!
ストレート合格を前提に7科目すべてを勉強していきます。
もちろん、勉強していく過程で無理が生じることもあるかと…
来年は引越しや結婚も控えていますので、無理はしない。
でも、あくまでストレート合格を目指してまいります。

さいごに

つらつらと書いてきましたが、やはり調べれば調べるほどおもしろそうです。
決して簡単な目標ではありませんが、時間をかけてでも是非合格したいなと思います。
もちろん、資格取得はあくまで手段。その後どんな仕事をするとかどんな会社に行くとか様々ありますが、その可能性が広がるという意味においても魅力的です。
モチベーションを保ちながら勉強していければと思います。
自分のペースで頑張るぞ!

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じとめん
サポートをしていただけるようなことがあったら踊り狂います。 どこかの誰かの何かに届けばいいな。