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かつて派遣切りにあった男の話
「あんまり良い話じゃないんだけど、あとで事務所に来てくれる?」
派遣の担当営業はそう言って、自動車製造工場でNC旋盤のセッティングをしている私を尻目に去った。
2009年5月。
当時の昨今の状況を鑑みればわかるというものだ。
“あんまり良い話じゃない”どころか、もはや死の宣告と等しいほどに切実な話だということは。
休憩時間の合間に、私は事務所に行った。
そして予想通りの言葉を聞く
統失の症状が出て警備員の仕事が辛い……しかも手取り14…………何とか在宅ワークで月15万稼げる仕事はないものか。
当方精神障害者(発達障害&統合失調症)ですが、障害をオープンにして採用が決まりました。
ただただ殴られるだけのサンドバッグのような人生なんて辛いけど、憎しみの連鎖を断ち切るために私が出来ることなんて、本当のサンドバッグみたいに暴力もパワハラも黙って受け続けることしか思いつかないから、結局理不尽な仕打ちもひたすら堪えるしかない。そりゃ人生辞めたくなることもありますわ。
いくら社会にブラック企業が溢れていると言っても、NPO法人でボランティアやってて、パワハラ上司の圧力で心病んでひきこもりになってるのなんて私くらいだろーな。
オレの声しか届けられないキミに
友達止まりでした……orz
機械さえ口説けない俺って……
たのしいやきにくぱーてー
くま:「(ぱくり)」
友人Z:「あ~~くま! そのハラミ俺が取ろうとしてたんだぞ!」
くま:「ば~~か早いもん勝ちじゃ」
Z:「何が早いもん勝ちだっ! 大体なあ、いつの間にか『俺が肉を焼いてお前が食う』っていうパターンになってんじゃねーかっ!」
くま:「そう、それでよい」
Z:「ざけんなっ! お前も焼け!」
くま:「返してほしけりゃ返すわ。ほれ、あ~~~~ん」
Z:「うわっ汚ねえっ!
くまと憎いあンちくしょう
毎年この時期になると疼きやがる。
あのクソ野郎……憎いあンちくしょうにつけられた傷が。
高校の頃だった。奴は雑魚の分際でいつもオレに喧嘩を吹っかけてきやがった。その度にオレは奴の土手っ腹に蹴りを食らわして、更にボコボコにしてやった。
それでもあいつは毎日毎日、ゴキブリみてぇにしぶとく因縁をつけては喧嘩を挑んできやがった。身の程知らずも甚だしいが、オレとしても奴をボコることによって、ストレ
月曜日が訪れるエコー
毎日が月曜日。
と言っても、毎日が平日、という意味でなく
日曜日の後の憂鬱感が訪れるというエコー、エコー、エコー
先の見えないあらゆる虚脱感。
出勤日、登校日。
上司の嫌味な顔。
出くわす人身事故。
全ての負の感情があらわれる。
恐ろしすぎる、どんより、どんより、どんより
やっと仕事を終えたと思って
明日は火曜日
あと4日で土曜日なはずなのに
何故かあと5日働かなければなら