とにかく安村に学ぶグローバル戦略
どうも、ライターの北林治朗です。
今回はお笑い芸人のとにかく安村さんが海外のオーディション番組「ゴッドタレント」でブレイクした件を取り上げようと思う。
多くの人は今回の件を意外に思うかもしれないけど、僕に言わせると安村さんは「勝つべくして勝った」と言っていい。なぜなら、ブレイクの秘訣は安村さんの芸もさることながら「ローカライズ戦略」が成功した結果でもあるからだ。
いかにして安村は「世界中を笑いの渦に巻き込む」ことが出来たのか。僕の方から「戦略」の分析の方させてもらおうと思います。
では戦略三連発行きます。カモン!!
①「トニーカクー」という「言い方」
第一の戦略は「芸名」である。「とにかく」と言うのは外国人にとっては発音しづらいんだと思うけど、海外の番組では「トニー」と呼ばれていた。
僕がすごいと思ったのは「とにかく」と「トニー」がかかっているんだよね。元の芸名のテイストを残しつつ、海外の人にとって「馴染みやすい」名前で呼ばれていたことが成功の秘訣だと思う。
だってそうでしょ? 例えば海外から来たお笑い芸人の名前が「ジロウ」だったらめっちゃ親近感湧くし笑いたくなるでしょ?
「バズる」って言うのはそう言うこと。
Hey!
②コールアンドレスポンスシステム
皆さんも知っての通り、安村が「アイムウェアリング?」と言うとお姉さんが「パーンツ!」と言ってくれる。
これ、めちゃくちゃ嬉しいと思うし、「僕もこの掛け合いやりたい」と思ったくらいである。
海外の人は日本人よりも乗りがいいと言われているけど、観客が参加できる「参加可能型システム」を取り入れたことも成功の秘訣と言っていいだろう。
Hey!
③スパイスガールとのコラボ
日本人は知らないかも知れないけど、海外でバズったアーティストの「スパイスガール」の「曲」を使うことで会場を笑いの渦に巻き込んだ。
スタンディングオーベーションが起きたのも皆さんご存じだと思う。
海外の曲を使うことで「文化をわかっている」感が出せたのは大きいし、日本の観客がスパイスガールを知るきっかけにもなったからお互いウィンウィンの関係を築けたと言えるだろう。
Hey!
結論
さて、いかがだったでしょう?
今回は安村さんの海外進出について、北林の方から分析をさせてもらいました。
海外でバズりにバズった安村は、今後海外の番組から引っ張りだこになることは間違いなだろう。
同じ日本として僕も涙が出そうになるくらい嬉しかったし、今後とも海外で活躍する日本人には「安心してください。僕たち日本人が祖国から応援してますよ」と言いたいものである。
それでは最後に。