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いまさら松本人志のあの映画を見た


なんとなく暇だった時、ふと目に入ったものがあった。


「大日本人」

Amazonのページより


概要

2007年制作
松本人志初監督作品

あらすじ

ひっそりと平凡に暮らす大佐藤は、「6代目大日本人」として防衛庁から
不定期に依頼される仕事で生計を立てていた。
その仕事とは、大日本人となって日本中のいたるところに出没する「獣」と戦うこと。
大佐藤は防衛庁の命を受け、電変場で“ある儀式"を行い、大日本人となる。
しかし、昔とは違い、大日本人に対する世間の目は厳しく、活躍の場も
次第に減っていたのだった。
日本国民を守っているにも関わらず、評価されない・・・・。そんな思いが大佐藤を追い詰めていく。
だが、ある日、大日本人の前に突如、得体の知れない「獣」が出現する。
果たしてそれは何者なのか?
大日本人はその獣を倒すことができるのか?
そしてヒーローという栄光の裏に隠された大佐藤の秘密とは???

紹介ページより参照



名前は知っていた。松本人志が初めて監督を務めた映画であること。
評判が悪いということ。

しかし、気になる。

私は気の赴くままに映画を視聴した。


コーヒーとパンを口に入れながら・・・・



ここからはネタバレを含みますので、ご了承ください。

映画を見た感想


恐ろしくシュールだが、そこがこの映画を面白くしている印象
松本人志の映画だなぁというか世界観という感じ。
笑いずらい空気なんだが、我慢しきれないような感じ。
色々と松本人志の思うことを映画に反映したような印象。
それが如実に出ている場面は多々ある。
あの赤い敵も恐らくそうだろう。
最後の場面から考えると、中国なのではないかとも感じ取れる。
日本が逃げる、しかし最後アメリカが完勝する。
それを隠れてみている大日本人、なんとなく国の構図にも思えてくる。
そして明らかに世論の現状を皮肉にしているのか、
反映しているのかは分からないが
中々に世知辛く、生々しい雰囲気を感じた。
あまりにも切ない大佐藤の現状を、現実味の無いドキュメンタリータッチで描いている。
個人的にはかなりハマる作品だった。
しかし、これを映画館で見るとなるとまたわけが違ってくるのだろう。
今回はだんまりした気持ちで見ていたから色々と突っ込むことが出来たが、映画館だと沈黙が強制になるので
だいぶ重たい空気になるだろうと思う。
はっきり言って大衆的な映画ではない。これはかなり高度なコメディだ。


正直、かなり間延び感を強く感じました。
それに加え、獣が気持ち悪いので、見る人を選ぶ作品であると感じました。


しかし、噂によると
この作品が一番面白いと言われているそうなので、他の映画はどれだけのものなんだ・・・。と思ってしまった。



私はそのまま気だるい1日を終えた。。。





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