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組織の風通し
こんばんは。お盆休みも終わり、いつもの生活が戻ってきますね。
といっても医療従事者はお盆休みも仕事の方が多いのでいつもと変わらないという方も多いかも。例に漏れず私もほぼ仕事でした。。
前回は組織作りに必要な「人」の重要性について。
今回は「役割」について思うことを発信してみます。
副主任になって感じるのは、管理職と現場スタッフの間に大きな溝が存在すること。共通の目標はあれど、それに対する認識に乖離があるということ。
自分が管理職じゃなかった時、管理職の話す内容がどうも自分事に思えず、組織のGOALを他人事としてしか考えていませんでした。
それはなぜかを考える際に考えるべき前提として、両者が担う組織の中での役割に注目してみます。
<組織の中での役割>
管理職:組織の未来を創造する、行く先を決める
常にベクトルは未来に向いている
現場スタッフ:組織の今を動かしている人材
今現場で起こっている問題への対処が優先
組織の「未来」を創る人
組織の「今」を支える人
同じ方向を向いて仕事をする仲間であること以上に、立場によって組織への関わり方が異なります。冒頭で述べた乖離がある状態とは、この両者の関係性が上手くいってない時に生じます。
「あーまたなんか理想ばっかり語ってるよ…」
「全然現場の忙しさわかってないよね…」
みたいな発言が現場から出てるときはまさに乖離が起こっているとき。
管理職が設定した目標が現場に全く浸透せず、機能していない状態です。
もともとは働き方のベクトルの向きが違う両者。
その中でお互いの役割を理解して歩み寄る姿勢が大切。
管理職からヒヤリング、対話を通して、現場で起こっている問題を聴取し、改善のためのアクションをとります。
ここで気を付けたいことは、間違っても管理職が現場スタッフの業務を肩代わりしてはいけないということ。あくまでも管理職の役割は未来を創ること。ある意味常に組織の0→1を握り、現状の外側であるチャレンジングなGOALを設定しなくてはいけない。そこで現場に出る頻度が増えると、どうしても現場のリアルを見すぎてしまい、どこか現実的なGOALを設定してしまう可能性があります。
管理職は、現場の困りごとを聴取し解決しつつ、自分たちの思い描くビジョンの浸透度の確認と補足を行うことで、両者の溝を埋めていく作業が必要となってきます。
対話の質を高める上でぜひおすすめなのがコーチング。
コーチングでスタッフ間の対話の量、質を改善し、本当の意味での風通しの良い職場環境を目指すこと。
令和時代の組織作りにおいてコーチングは必須です。
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