2020年日本のBtoB(企業間取引)電子商の規模
コロナ前の2019年度において、日本のBtoB電子商の規模は、約350兆円でした。日本の、全取引に対しての電子商の割合を意味するEC化率は31.7%となります。ただし、BtoBのeコマースについては、それがインターネットを介したものかというと否定せざるを得ない。電子商取引なのだから
コロナ禍に見舞われた2020年度において、日本のBtoB電子商の規模は、330兆円でした。EC化率は33.5%となります。コロナ禍において企業のDX化(企業がデータとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革すること。)によりEC化率は上昇しましたが、EC化が進んでいた業種においては、コロナ禍による受注減がそのままEC取引額に影響してしまったため、金額としては約20兆円市場規模が縮小となりました。
元々EC化が進んでいた業種とは、自動車業界・食品業界・電機業界です。この3つの業界については、詳しくはこちらで紹介しておりますので、ご覧下さい。