2020年物販BtoC電子商取引を牽引する業界
ネット通販の2020年物販BtoC電子商取引を引っ張るのは、家電・PC業界です。
家電・PC業界は2020年の電子商取引は、2.3兆円で、EC化率は37.5%です。家電やPCは家電量販店が元々強い販売力を持っていました。しかし、通販業界がそれに対抗する形で市場を食い合う状態でしたが、徐々に通販業界の規模も大きくなりました。更にコロナ禍の影響で、巣ごもり需要も増えて、2020年度は前年比129%の売上を作りました。
電子商取引の市場規模で家電・PC業界と双璧なのがアパレル業界です。アパレル業界は試着が必要であるため本来eコマースが向いていないと思われがちですが、実際はeコマースが進んでいる国はどこもアパレルのeコマースは盛んです。ネットを使う年齢層がファッションへの興味が高いからだと思われます。2020年の電子商取引は、2.2兆円です。
EC化率で家電・PC業界より高いのは書籍・音楽・映像業界です。デジタルコンテンツとしての売上があるため、実店舗での販売は減っておりますが、eコマースによる物品販売も売上を伸ばしています。2020年のEC化率は、43.0%です。
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